牡蠣の季節が終わるので、

兵庫県赤穂市の

坂越港に食べに行ってきました。

 

 

坂越の牡蠣は

小粒で美味しいと聞いていたのだけど、

あれ?思っていたほどでは・・・

来るのが遅すぎたのかなあ。

 

それに、いくら新鮮とはいえ

レモンやポン酢なしで

食べるのはちょっと・・・

次は持参しようかな(*´艸`)

 

お土産用にも

沢山売られていましたよ。

 

 

 

 

お出かけのもう一つのお楽しみは、

坂越の大避(おおさけ)神社。

 

 

 

小じんまりしているけど、

手入れの行き届いた

美しい神社でした。

 

神門の向こうに海が見えます。

 

 

あれ、島根県の美保関にある

美穂神社に似てる。

そういえば美穂関も

北前船の寄港地でしたね。

昔の商家の名残が並ぶ街並みにも、

美穂関同様に往時の隆盛が偲ばれます。

せっかちな相方さんが一緒でなければ

ゆっくり散策ができましたのに・・・

 

 

さて、お話はコロっと変わりまして、

坂越港では

大量の牡蠣の殻が廃棄されていました。

勿体ないですよね。

 

随分前にほっき貝の殻を高温で焼成して

パウダーにしたものが

農薬落としとして発売されました。

その後ホタテ貝のパウダーも

売られるようになったのですが、

ほっき貝やホタテ貝だけでなく

牡蠣の殻でも農薬落としに

使えるんじゃないのかなあ。

 

なぜ農薬が落ちるのかというと、

ほっき貝やホタテ貝を高温で焼成すると

強アルカリ性になるそうです。

それを水に溶かした強アルカリ性水で

たんぱく質を溶かします。

農薬を散布する時に

雨で流れてしまわないように、

一緒に使われる展着剤が

たんぱく質なのですね。

農薬そのものは水で流せますが、

展着剤はなかなか落ちません。

その展着剤を溶かして落とすことで

農薬が落ちるということなんですね。

リンゴのワックスも

すっきり落ちますよ。

 

なのでアルカリ水生成器をお持ちなら

強アルカリ性水で洗えば良いのですが、

そんな上等なものは

我が家にはありません。

気になる時は

重曹水を沸騰させて冷ました

強アルカリ性水で洗っています。

でもこれが、かなり面倒なんですよね。

 

水に溶けやすい

貝パウダーが便利なんだけど、

以前よりお手頃になったとはいえ

そこそこのお値段なので、

牡蠣殻でお安いパウダーを

作ってくれないかなあ・・・

なんて思った次第です。

 

どこに行っても、何をしても、

すぐに家庭生活に結び付けて考える、

これぞケチくさい

ザ・主婦根性ですな(*/▽\*)

 

でも元々廃棄物なんだから

皆が手軽に

農薬落としの定番に使えるくらい

薄利多売にして欲しいですね。