わたしにも一応 …
「 いつかは嫁に行ってほしい 顔 」と願う
娘がいるので毎年飾る雛かざり
貧乏母子家庭だったからささやかな
ものだったけど…


お雛さんって
紙で作った「 人形 (ひとがた) 」に
災いや厄を吹き込み川に流す風習と
当時の平安女子の間で流行ってた
「 ひいな遊び 」とやらのままごと遊びが
ごっちゃになったってのが由来らしい
( わたし調べ )
この「 人形 (ひとがた) 」の話から

他人の痛みを自分の痛みと感じ
人の心に寄り添うことができるような
優しい人になってほしい

当時まだ21才だったわたしは
こんな夢見るポエム的な理由で
娘に 「 雛 子 」 と名づけた

3月産まれでもないし …
大和撫子でもない …

古風な名前とはうらはらな
ひょうひょうとしていてパサパサした
今どきの娘に育っちゃった ぷぷ


親の欲目なのは百も承知だけど
ひとりごとだと思って聞いて欲しい ・・・照

不器用だからか… 嬉しい言葉とか?
ひとつもかけてもらったことないけど
わたしの100倍は優しいのは確かで
わたしの娘がひなこで良かった

あ~
ほんと良かった 意外
桃の節句がくるたびにこんな事を思う

そして切に願い続けた…

「 嫁に行ってくれ 鼻水たらり

最近は切実に願う
嫁に行かなくてもいいから

「 倖せになって欲しい 」

わたしは母親です
ひなこにはいつも笑っていてほしい


まるも


どらも。

願ってる
かもよ?