さて、

さるが、私を捨てた日から

もう、8年と7ヶ月が過ぎた。

 

 

それ以降、

私は、猿と

「平行の世界」に居る。

それは、決して交わる事のない

川を隔てた両岸に二人並んで歩いている

そういう世界。

 

手をつなぐ事も無く、

お互いを見詰め合う事もない。

ただ、

並んで同じ速度で進んでいく。

そんな感覚。

 

 

心は穏やかになり

いつも幸せで、時々悲しかったり、悔しかったり・・・

猿が私を不幸のどん底に陥れた日の

前のころの私が、ここには居る。

 

 

何事も

心穏やかになる日は来るのだと

超えてみてわかる

試練もあるのだな。。。と

しみじみ思う。

 

 

そこに、愛は無い。

あるのは、二人で進んできた時間と、事実だけ。

 

 

猿にとって、親の介護をする為にだけ必要な私

猿にとって、面倒な事をしてもらうために必要な私

 

なにも、事実は変わらない。

 

でも、私の心は変化し

とうとう、

こんな風になった。

 

 

いいのか、悪いのか、

まったくわからない。

 

 

家族として、とか

夫婦として、とか

 

まったく考えていない。

 

 

私は、私のことしか考えていない。

私が、幸せだと思えるように生きている。

 

 

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猿の義母の事は、

一生懸命介護しない。

 

ときどき、一生懸命に見えるように頑張っているだけで

ほとんどは、適当にする。

 

一度や二度呼ばれたぐらいで、返事などしない。

 

 

気が向いたら返事をして

 

笑顔で、

「お義母さん!大丈夫ですか?

すみません。聞こえなくて、

私も、歳をとりました。聞こえなくなって来ちゃって。あはははははは」

 

と、

義母の怒りをそっちのけで

用事を済ませ、「わざわざ来てやった感」をだす。

 

ついでに、

「全介護になったら、とてもじゃないけど、私やりたくないので

施設に入れますから、頑張って歩いてください」

 

と、本気でいうことを忘れない。

 

これについては

猿に怒られたり、猿の姉に怒られたりとイロイロありましたが

嫌なら、出て行く。

別れさせてくれ。と言ったら

何も言われなくなりました。

 

結局、自分では義母を見れないくせに

嫁に調子こいた事言っているから、最終宣告されるわけで、

別れる→脅しでわなく「本気」の私との関係から考えると

私を尊重するしかない、立場の

猿と猿姉、、、

 

 

イロイロすったもんだした挙句、結局は、

誰も義母を見る人がいないということで、

結局は、嫁の私に見て欲しいと、

猿姉よりの申し出があり、致し方なく、今に至る。

 

本当は、毎日通ったほうが良いかと思うのだが、

足が向かず、

 

たまーに

義母宅に行き

ぐーたらした挙句

 

憎まれ口を叩いて、帰る。

 

今では、

そういう、鬼嫁が出来上がった。

 

 

無限に憎まれ口は出てくる。

 

早く、消えてなくなってくれないかな。

楽になりたいな。

あぁ。面倒だな。

と本気で思う。

 

なんで、私にあんなにひどい事したり

言ったりした人の面倒を見なきゃならないのよ!!!

 

そう思って、キーーーーーーーっとなる。

 

 

そして、

足を引きずりながら歩く義母をみて

あっかんべーーーをして

家路に着く。

 

 

 

 

 

帰り道、

泣きたくなるほど、後悔する。

あんなに、強く、意地悪だった

あの義母の姿が、小さくなった。

 

ゆるせない私の心が、嫌になる。