時間って、ホントあっという間に経つもので。
新年が明けた、、、と思っていたら、もう新年度が始まった。
なんだかんだとスケジュールが埋まっている。
予定のない日は、睡眠がその空白を埋めている。
眠くなれば、昼寝もするし、夕寝もする。
それで夜も眠れるのだから、たいしたもんだ。
つねになにかしら(睡眠含め)やっているものだから、おかげさまで退屈からはほど遠い日々。
なんとなく、割り切れたのかもしれない。
ある意味、諦めがついたのかもしれない。
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少し前のことだが、、、。
大切なひとから、しょうもない冗談を言われた。
あきらかに冗談だとわかるもの。だけど、そこにはからかいが入っていて、わたしにとっては苦手なもの。
それまでは、とてもいい感じで会話が弾んでいたのだけれど。
その“からかい発言”を受けた途端、わたしの全身が一瞬にして冷たくなった。
血が冷え、心が凍った。
これは比喩ではなく、体感として得たものだ。
そして、その手の冗談をそのひとから聞くのは3回目だった。
前回も、前々回も、わたしは笑って流した。
もしこんなことで怒ったら、おとなげないと思われてしまう。
冗談の通じない面白くないやつだと思われてしまう。
おとなげなくて面白くないやつは、嫌われる。
嫌われるのは恐い。
相手の機嫌が悪くなるのも恐い。
そのため、笑って受け流すというオトナな対応をしてきた。
だから相手方は、わたしに対して、この手の冗談やからかいくらいなら平気なんだと認識していただろうと思われる。
実際、平気なひとにとっては、とるに足らないくらいのものかもしれない。
だけど。
わたしは嫌なんだ。
基本的に、からかわれるのが大っ嫌いなんだ。
これは、わたしの母親が、わたしをからかってばかりいたことに由来するように思う。
わたしにとってからかいは、コミュニケーションの潤滑油にはならず、亀裂でしかない。
でも、、、。
そういうことを知らなければ、わからないよね。
なので、勇気を出して、からかわれるのが苦手なことを、まっすぐに話した。
そのことを受け取ってもらえなければ、もう関係性が切れてもいいやと思った。
だって、これからもことあるごとにからかわれては、わたしの心がもたない。
それに、そのひとのことを好きでいたいからこそ、話した。
途中で涙があふれてきたけど、それでも話した。
そういえば、こういうことをひとに話したのは初めてかもしれない。
取り繕って、笑顔で誤魔化してきたから。
自分の気持ちを、自分の心を、見ないようにしてきたから。
で、結果。
そのひとはちゃんと受け止めてくれた。
というか、もともと私がそういうタイプだということに気づいていた節もあるのだけれど。
関係性が切れるどころか、グンと良くなった。
思いやりと優しさが増した。
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ということがあって、わたしも腹をくくることができた。
嫌なことは嫌だと言う。
ちゃんと言う。
相手の気を悪くするんじゃないか、傷つけるんじゃないかと心配し、自分の本音を隠すことは、相手のことも信用せず、そのうえ、自分の気を悪くし、自分を傷つけること。
それがすとんと腑に落ちて。
よし。
嫌なことは、嫌だとちゃんと言おう。
嬉しいことも、嬉しいってちゃんと言おう。
そう思うようになったら、交友関係に変化が起きた。
わたしのことを、むかしからチクチクねちねちかまってくるひとが、わたしの目の前から消えた。
見事にすっと消えた。
そして、とあることで10年くらい前に交流が途絶えたママ友から、
「ずっと気になってたの。あのときはゴメンね」
という連絡が入った。
ほかにも、あまり親しくなりきれなかったひとと、新たに信頼関係が築けたり。
ちょっかいかけてきそうなひとが、離れて行ったり。
なんだか、おもしろい。
視界がクリアになっていっている。