そう、わたし。
あるときから、娘の味方になろうと思ったの。
それも、とことん味方。
だけどね、それ以前は、あんまり味方じゃなかったな。
娘が、ともだちとケンカしたってことを話し出したら、
「あなたの言いかたも悪かったんじゃない?」
「相手の気持ちも考えないとね」
なんて、以前は言ってたな。
これ、わたしとしては、娘の気持ちをなだめているつもりだったんだけど。
娘にしてみれば、
「なんでおかーさんは、ともだちの肩ばっかり持つの!?」
なんだよね。
で、あるとき、
「おかーさんは、どっちの味方なの!?」
って、詰め寄られた。
とっさに浮かんだ言葉は、
「どっちの味方でもないよ。それぞれ悪いところがあるから喧嘩になったりするんでしょ」
だったのだが、、、。
思い出したのだ。
わたし自身が、母に味方してもらえなくて、寂しくツラかったことを。
そうなのよ。
第三者としての意見は、それこそ他人が言えばいい。
こどもはとにかく、
母親に受けとめてもらいたいのだ。
自分の存在を認めてもらいたいのだ。
そのことを思い出した。
思い出せて本当に良かった。
それ以来わたしは、とことん娘の味方である。
そうかそうかと、気持ちに寄り添い、しっかり話を聞いていくと、娘はわたしに話すことにより、自分自身で気持ちを整理し、今後どのようにすれば同じような問題が起こらないかを考え、いま必要なことを自発的に導き出すようになった。
そして娘はまた、キラキラと輝き出すのである。