誰にだって、得手不得手がある。
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自分で出来ることはもちろん自分でやる。
だって、出来ることは自分でやったほうが早いし、得意なことは自分でやったほうが仕上がりも美しい。
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けれど、ひとにはどうしても苦手なものがある。
で、おもしろいのが、「どうしても苦手なもの」というのは、ひとそれぞれ違うということ。
これって、意外と盲点。
自分にとって苦手なもの、やりたくないことは、当然ほかのひとにとっても苦手でやりたくないもだのだと思っていたけど、、、違うんだよね。
だから、役割分担で生きる。
それぞれ得意なこと、苦にならないことをやるのがいい。
いろいろ分業してやったほうが効率も上がるし、なにより楽しい。
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小学校というところは、いろいろなことがマルチに出来るよう教育カリキュラムが組まれているのだと思うんだけれど、それはそれぞれのこどもたちの得手不得手を浮き上がらせることでもあるよね。
全般的に優秀な成績の子。
どれもがそこそこな子。
なにかが飛び抜けて良かったり、なにかが飛び抜けて悪かったりする子。
成績は良いのに、字があまりうまくない子。
きれいな字を書くのに、点数が取れない子。
座学は苦手だけれど、運動神経のいい子。
主教科の成績は悪くても、副教科の成績はいい子。
なぜかわからないけれど、やたらリーダーシップを発揮する子。
おとなしくて無口なのに、なぜか存在感のある子、、、。
こどもの数だけ、それぞれ特性があって、だからこそおもしろいと思うのだけれど。
みんな、ある程度の基準をクリアしないと、先生や親から怒られるのよね。
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まあ、はじめっから出来るっていうのもなかなかないし、手を抜いていたら出来るものも出来ないし。
やってみなきゃわからないから、いろいろなことを経験させてもらえる素晴らしいカリキュラム。
ただ、そこに収まらず、上や下や右や左、はみ出してしまうことがあるのは仕方がないこと。
だって、模範生ばかりじゃないもん。
だって、平均って、いろんなデータがあっての平均なんだもん。
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、、、つらつら書いてみた。
というのも、
小学校というところは、自分の(もしくは我が子の)得手不得手を見つけたり、特性を理解するためにあるんじゃなかろうか。
と思ったら、胸のつかえが下りたからなのでありました。