親というのは、子にとって「特別」な存在。
もちろん本能の部分もあるのだろうけれど、子が親を想い、求める気持って、すっごく強い。
また、親というのは特別な存在なんだと教え込まれるし。
ずっとずっと親は特別な存在。
そう。
特別な存在なんだよね。
でも、自分にとって特別な存在である親から特別扱いしてもらえなかった子は、自分のことを価値のないヤツだと思い込んでしまうんだ。
親は、我が子を特別扱いしていいよ。
むしろ特別扱いして欲しい。
だって、親も子どもから特別扱いされてるんだもん。
自分の子を貶(けな)して、よその子を褒めるなんてやめて欲しい。
自分の子をバカにしたような言動はやめて欲しい。
あんたのために、こっちはいっぱい我慢してるのよ。
あんたなんか産まなきゃよかった。
って言わないで欲しい。
親と子って、やっぱり特別な巡り合わせ。
親バカでいいじゃない。
親バカってね、親にしかできないことなんだよ。
その子の性質や特性をしっかり理解して欲しい。
そして、自分とは違う「個」だということもわかって欲しい。
そうして子どもは、成長するにつれて守破離を迎える。