もやもやぐるぐる。

 

乗り気ではないけれど、いやでもない。

大好きではないけれど、大嫌いでもない。

 

もやもやぐるぐる。

 

いろんなことで、もやもやぐるぐる。

 

中途半端な状態というのが苦手なの。

落ち着かなくて、そわそわもぞもぞ、もやもやぐるぐる。

 

 

好きなら好き、嫌いなら嫌い。

やるならやる、やらないならやらない。

潔くて、清々しいのがいい。

はっきりしたい、はっきりさせたい。

 

うーん。

この「0か100」っていう思考、極端すぎるというのは理解してるんだけどね。

 

でも、すっきりしないっていうのが、どうも気持ち悪いのよ。

 

 

 

 

さてさて、今日。

何かを検索しているとき、偶然、目に入った文章にハッとした。

 

「損得で考えてみるのもいいですよ」

 

 

え?

損得?

 

「損得で考えてみるのもいいですよ」

 

って、

損得で考えてもいいの?

 

 

 

いや、もちろんわたしはオトナだから、損得勘定というのは、当たり前に持ち合わせている。

 

でも、「損か得かで判断してはいけない」っていう刷り込みが、いつの間にやらできていたようで、

損か得かではなく、自分の好きなことや望むことを選ぶよう、クセづけしていたみたい。

 

計算高いひとにはなりたくない。

ずるいひとになりたくない。

ピュアなひとでいたい。

っていうポリシーまで染み付いて。

 

 

だから今日、飛び込んできた「損得で考えてみるのもいいですよ」

っっていうことばが、すっごく新鮮で。

 

 

もやもやぐるぐるすること。

感情がどうのこうのとややこしい場合は、いっそのこと損得で考えてみるのもひとつの手だな、と笑えた。

 

 

そうしたら、もやもやぐるぐるのいくつかが、スパッ、スパッ、スパッと割り切れて、すっきりした。