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いっさいがっさい。(1)

いっさいがっさい。dさんへ。

>雑念恐怖の一種と思われますが、自分で云うのもなんですが
変わり種の強迫観念です。兎に角しつこい。森田療法もかたなしです。

う~ん、森田療法の事例でもよくある症状と思いますが、
森田療法の範囲ではないでしょうか。


>まさに金儲け主義。すぐ、薬です。また、文句 愚痴になりました。

そうですか。私も5年程通院経験がありましたが、早々と医者との対話には
身きりをつけて薬を手に入れるだけの為に行っていました。

その薬にはまってしまい、それから離れるのに苦労しました。
どうしても絶体絶命までいかないと、気づきはないですから。

いづれにしても、過度に今の自分の心や状態を排除したい、良い状態に置きたい
完璧な状態にしたい等の欲求が不安や恐怖、そういった強迫観念の元となっています。

治さない、排除しない、今のままで行く。
そう心が真底向いたときに逆に治るものです。

まあそういったことも解っておられるかもしれませんが、
問題は、そこにいかにして心が向くかということになりますが。

私も本などを読んで理屈では解っていても、そう向くまでは10年ぐらい
掛かったかも知れません。
それまでは、色んなことを自分なりに探して、そこに行かず納得しないわけです。
紆余曲折し、最後に期待がうせるとき、治さない、そのままということが
解るのかも知れません。


いっさいがっさい。(2)

>悩んでる対象が人間最後の難問 脳 意識なもので勉強している方達に苦しさを
ぶつけてみたわけです。
どなたもよく親切にお答え、アドバイス頂けたのですが些かもてあまし気味となった
感じです。彼らには本当に感謝しております。
熊さん先生 かなり歪曲した難しい珍しい強迫観念だと自分で思ってるんですが、
いかがなものでしょうか?宜しかったら見解をお聞かせください。

自分を取り扱う自分を覗くという行為。非常に緻密に自然に流れている心のながれ、
自律的な人間の心の反応まで、まで覗く踏み込むといったところに問題の要点が
あるわけですから。
それをやる結果、反応に時間的なズレが生じたり、大切な直感もゆがんで
届いてしまうわけです。

これをなんとかしょうと思えば思うほど、発振、増幅に向かう制御になってしまい
自分が自分で無い、取り止めのないものになってしまうわけです。

”かなり歪曲した難しい珍しい強迫観念”ではなく、一般的なものと変わり無い
でしょう。只、それが強まっている、悪循環が強まっているということです。

これを治そう、解決しようと思うことも、悪循環を強める結果になっているわけです。
それはどこまでも、自分を”自分を取り扱う自分を覗くという行為”になるからです。

ですから、”治そう、解決しよう”と思われるなら、
”治さない、解決しない”と云う事になります。

そっくり今の辛さを受け入れる訳です。

これは180度の心の転換になります。ですから解りにくいわけです。
生まれてこの方、ああしようこうしよう、の改善、設定、分析、検討で
やってきたわけです。それをひとまず置く訳です。

それをやると内面の欲求がだまっていないでしょう。
”なぜ自分を楽な方向に導いてはくれないんだ”等。

なにが内面に起きていようと、只、そのままにして置くわけです。
そのままにしてゆっくりなすべきことをやっていくわけです。

自分の中の騒がしい、ざわざわしたものもそっくり、そのままにするわけです。

そうすると知らぬ間に段々静まってきます。
心を静め様と思えば、逆に騒がしくなるものです。
そうではなくて、静も騒も両方で行くわけです。
どちらかを寄り好みしない。

私がこういったものに気づいたきっかけは、
不安を取り除こう、安心を得たい一心で座禅修行をやっていた最中に、
後1歩、不安がとれない。しかし不安をいやがる気持ちがふと外れた、
と同時に安心が来たわけです。

つまり、不安も安心も両方受け入れる方向に向かうと、それらを超えた
安心があるということが実感できたわけです。

強迫観念でも同じ事です、心の中の不満分子、不安分子を一掃しようとするから
あらゆる恐怖、不安、繰り返し行動等が押し寄せて来るわけです。

不満分子、不安分子も一緒にいこうではないかというわけです。
身に来た業も、トラウマも一緒に背負って行く。
心に生じたあれこれも、排除せず行くわけです。

いっさいがっさい、たった今、苦しいままの自分、排除しない自分で
いけば良いわけです。

そう心が心底定まった時、その瞬間、悩みは氷解しますよ。

それから私は先生ではありませんので(笑)、ただの職業人です。
年はd さんに近いですよ。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
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