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逆輸入ですね(^^;

森真禅一致

 

 

 

森田博士も著書に真禅一致として、真宗も禅も
本質は同じ事を言っていると
言及されている所があります。

私は、森真禅一致と思っていますが、
厳密には森田療法は宗教ではありませんから、
宗教である、真宗、禅とも違うところはありますが、

真の宗教は、宗教くさいところには宗教はなく、
神を願ったり、我欲を推し進めた、
現世利益的な欲求、願いの所に、心の救いはありません。

神無き所に、神があり。
宗教なき所に宗教あり。

そういった、あらゆる自己のあてごとを離れたところに、
ものごとがあると言う事です。
才市の安心も、安心のあてごとも脱落したゆえに
、安心三昧になったわけで、
安心なきところに、安心があったわけです。

念仏に救いを求め、弥陀に後生をお願いするところに弥陀は来ません。
念仏に対するあてごと、弥陀に対するあてごとが、脱落したからこそ、
あてごとをうんぬんする自己どころでない、地獄こそ自分にふさわしいと言う、
内面の自覚にたどり着いたからこそ、

安心を願う心が脱落した。
弥陀に頼む心が脱落した。
自力念仏が脱落した。

そこでようやく他力が解り、安心が解り、弥陀がわかったわけです。

禅も同じことで、座禅を行として、悟りをめざしたり、
心をこうしたい求めの心が
あるかぎりは禅はわかりません。

森田療法も、治そうという、こうありたい心の対称物が
あるかぎりは治らないものです。
そうしてみると、要点は、みな同じことだと言えるでしょう。
ですから、禅、真、森、どれかが、ああこのことだったかと解れば、
おのずと、他もうなずけるものが出て来る訳です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
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