>では、どうすればよいのでしょう。

一つのヒントとして、古閑先生のお話をします。古閑先生は森田先生の内弟子の一人で、戦後はずっと形外会(神経質者の会の前身)の伝統を継がれていました。

先生には一つの「座右の銘」がありました。

それは「修養とは、毎日の仕方なしの生活である。」と言うものです。

きわめて含蓄の深い言葉ですよね。

また当時小閑先生は、入院森田療法の施設の内科的サポートも担当していました。そのとき先生が患者に向かってこんなお話をしたそうです。

「あなたの中にある『神経質』を大切に育てていきなさい。私自身もそのように心がけてきましたから・・」

 

参考・・・「神経質にありがとう」、「そのままのあなたですべてよし」

 

 

********

「修養とは、毎日の仕方なしの生活である。」

 

いいですね

 

しかたなしに生きる