不安さんと仲良く
>いろんな事はやってみましたが、どれも効果がありません。
、心から楽しめません。何か良い方法はあるでしょうか?
「いろんな事はやってみましたが、どれも効果がありません。」
と云うところに、ポイントがあるようですね。
自分をどうこうしたい、改善したい、効果を期待するの気持が
常に自分を覗いている為に本来の今になりきることができない、
常に相対的に心に現れる現象を比較する為に、
なにかと不安感、予期恐怖等が生じてくるものです。
ですから、「効果がありません」ではなく、
「効果がないまま行く」とした方が良いと思います。
又は、「不安神経症が治らないまま行く」でもよろしいです。
その勘所が体で理解できると、自分の内面をとやかく、
取り扱うことから離れますから、
思索や思考を離れた、現実への直接的な成りきりといいますか、
治る治らないを離れて、かえって楽なものが生じてきます。
つまり、心の中の比較相対を離れることができるわけですね。
どこまでも、治そう、とか効果を期待するなかでは、
それが難しいわけです。
いたって、治さないところに、治ったがあるわけです。
得ようとしないところに得るがあった。
治そうとしないところに、治るがあった。
効果がないところに、効果があった。
と云う事ですね。これが実感できると良いですよ。
まあ、不安が生じても、不安は自然にやってきたものですから、
不安を、安心に変え様としないことです。
不安のまま行く。
不安をそっと、そのままにしておく事です。
心の不快感は有るけれども、不快感を持ったまま、
目前のやるべき事をやっていくわけです。
そうすると、いつのまにか自然に不安感は去っているものです。
不安感を自分の力で、安心感にかえようとしないことですね。
不安感を毛嫌いしない。
不安と、仲良くやっていくわけですね。
まあ、難しいと思いますが、気軽に寄ってください。