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すってんころりん。hiさんへ。

>くまさん、お元気でしょうか?お仕事お疲れ様です。

どうもようやく出張から帰ってきました。

>薬の飲まずに、出かけました。くまさんがおっしゃってた
”心の観察”できました。
いろんな事をしたり、話したりしている時に
 不安が出たり入ったりしているのがわかりました。
嫌だ、消えてほしいと思わなければ
それ以上不安が大きくならないことが、
初めて体感できました。

そうですか、それは良かったですね、
これはなかなか難しい事ですから。
不安の出入りを見ると云うことは、
心が定まっていなければなかなか出来ません。

はらはらどきどきの不安は、森田療法でも、
それを当たり前の現象ととらえて、
むしろ、そういった、「はらはらどきどき」の状態が一番、
心が活性化されている
時だと言ったりします。森田博士の診療時においても、
客がくると何かと心の
気配りをするもので、そういった緊張があるからこそ、
その場その場の対応も
できてくるわけでありますし、神経質だからこその、
丁寧な仕事もできるわけです。

ですから、不安は当たり前である、
PDなどにおいても何かのきっかけで、
極端な不安が生じることもありますが、
それも又、縁による物であるし、
当たり前のものが、只生じていると言う事。
そう言う風に捉えて、不安を毛嫌いすることなく一緒に行こうと、
こう決断つけば不安を無くしたいが為の、
逆への心の方向が無くなる為に、
それ以上不安が大きくならない、不安と一体に成って、
案外と生きていられる
ものだなあと実感できたりします。

なんせ、どうやっても逃れる事はできないんですから、
不安と共に行こうと、そう決着をつければ良いわけですね。
ですから、心がくしゃくしゃになろうと、泣き顔になろうと、
まあ、恥を掻きながらでも、生きさせて貰おうと言う事です。

>去年の今頃は、外出もできない状態でした
←(5年間で一番症状にとらわれていた時)
ネットで森田療法を知り、すぐ集談会に参加し、
本を読みまくって森田漬けになっていきました。
集談会も勉強になります。(その会の雰囲気が合えば)

そうですか、辛い時期があったんですね。
そうですね、少しでも引きこもらずに、他と接触を持つことが必要でしょうね。

今がいかに、みじめであろうと、たった今がすべてですから。
たった今が出発点であり、永遠ですからね。過去も未来も後先ありませんよ。
心が、こうだからああだからと、上も下もありません。
悪ければ、悪いなりにまた良しですよ。

>最近は週2~3日軽い仕事にも行けるようになりました。
でも、まだ一歩目踏み出したばかりです。
”治す事”に熱心な私が、”治さないよう”になるまで、
これからもいろいろ教えてください。 
 
まあ、目当ては必要ありません。
只の、後先の無い今を生きると言う事ですね。
すってんころりんと、転びながらもやっていけば良いですよ。