次は残っている右側のクランクケースカバーの作業です
普通に塗装して再使用する予定でしたが、オイルポンプのウオームシャフトのガイドの
差し込み部が摩耗で緩くなってしまっていていたのでケースカバーは新品に交換することにしました
こおオイルポンプのガイドの差し込み部とウオーターポンプのベアリングの嵌る部分は
走行距離が多いエンジンだと摩耗が進んで緩くなっている物が多いので確認が必要です
RZ-Rのエンジンはアメリカの4輪バギーのバンシーと基本的に同じエンジンなので
ほとんどの部品がまだヤマハから新品で出ます
金額的にもそう高くはないので気持ちよく新品に交換します
新品ですがオイルシールなどは何もついてないので普通に組んでいきます
ウオーターポンプのオイルシールは方向を間違いないようにしっかり奥まで押し込みます
オイルポンプのウオームシャフトには小さいワッシャーがついていますが
このエンジンにはついていなかったので部品を注文して取り付けます
オイルポンプも分解して清掃、シール交換、最小ストロークの確認を行います
ケースカバーを取り付け水漏れ、オイル漏れの確認を行い作業完了です
あとはお客様の方で慣らしをしていただいて問題なく乗って頂けると思います