昨日の葉子さんのブログを読み
そうだったのか!
と朝からドーッと涙が溢れました。




12月の巡る実践3回コースに参加し
年内に、いえ冬至までにケリをつけたいものは
子どもの思い出のモノを入れている「箱」入れ物そのものでした。

もっと小さな入れ物に
入れ替えたかったのです。

そこで断捨離対象になったムスコの書道の作品が
この『後悔役に立たず』でした。

全く違和感なく
それがことわざだと思いこみんでいた私に
葉子さんがことわざと一字違いだということを指摘してくださり
さらにそれはONE OK ROCKの曲名だということまで教えてくださったのに
その曲を聴いてみよう、なんて
思いもしないまま昨日に至りました。




葉子さんのブログを読み
『後悔役に立たず』
の歌詞を検索してみたところ
パッと見、恋人との別れの曲かと思いましたが
これを親子関係としてみると
確かに、なるほど、そうだそうだ、と思えます。




ムスコがどのような気持ちでこの曲を聴き
どのような気持ちで書道の時間にこの言葉を選んだのかは
確かめようがありませんが
3年間こっそり保管していたこの作品から
思わぬプレゼントをもらった気分です。









夜の8時にバイトが終わる、というムスコを
バイト先まで車で迎えに行き
駐車場で待っている時
8時を10分ほど過ぎたところで電話がありました。

「バイトが長引いてしまった。今から着替える。待たせてごめんね」



いや、もう、そんな、
8時までのバイトで
すぐに終われるなんて
これっぽっちも思ってないよ。
全然待ってないよー。




そういう電話をかけてくる心を持っているムスコと
私はどうして何年もバトルをやっちゃったんだろう。

ムスコの口から出てくる
様々な罵倒の言葉をそのまま受け取り
その裏に隠れた怒りや不安や甘えを
私は感じきれない未熟な人間だということだろうな。

『あなたもお粗末私もお粗末』なんです。(REIKOさんのブログより→




大分ツアーでもひでこさんがおっしゃってました。

「自分の親だってお粗末なのよ。
感謝と好きは別なの。
誰を責めることもない、ただそうだった、というだけ。
さあ、脚本を書き換えよう」と。



夜の病室をムスコと2人で訪れ
ムスコが
「おばあちゃん」
と呼びかけると
母の眼球が少しだけ動きました。

昼間、幾度となく呼びかけても
何の反応もなかった母の
今日1番の表情でした。
「ママ、泣いてばかり」