シーランの言葉はマルカスト元帥でも理解できなかった

 

亜魔王種討伐の為に自分は駆り出されたと自覚しているからだ

 

その亜魔王種を取り込んだ自分の特異な体質が亜魔王種討伐にとって有利に働く

 

少なくともマルカスト元帥には

 

亜魔王種の結界が通用しない

 

彼には亜魔王種の潜伏している場所を直ぐにでも見つけ出すことができるのだ

 

居場所さえわかれば非力な亜魔王種を絶滅させることは容易い

 

「亜魔王種の狡猾さ、そして極悪非道な行いは私も認識しております、私も奴らが人間に作らせたネオホムンクルスによって多くの弟子を殺されました故なぁ」

 

それなら何故その憎むべきネオホムンクルスを作らせ人間の世界を荒らすように仕向けた

 

極悪非道な亜魔王種討伐に待ったをかけたのだろうか

 

魔王デスカラードは怪訝(けげん)な目を向ける

 

「ネオホムンクルスは実行犯に過ぎず利用されているだけじゃ憎むに値しない、当然憎むべきは亜魔王種なのじゃが、その亜魔王種も一枚岩ではなく、全てが極悪非道な種族とは限らないと最近知りました」

 

「あり得ない、亜魔王種は脳がリンクして生きている全体主義の体現体だ、反目する考えが存続できるはずもない、全体主義に思想の自由は無いのだから」

 

「そうです、つまり亜魔王種の全体主義体制はすでに崩壊しております」

 

「亜魔王種について詳しいようだが、その理由を聞かせて戴けますかな」

 

恩があり尊敬してやまないシーラン師匠の言葉でも

 

魔王デスカラードが数万年も辛酸を舐めて生きざるを得なかった

 

その元凶である亜魔王種の良い面が見えたところで今更彼にとって意味は無い

 

相手がどんなに善良な一面があったとしても

 

その相手が成してきた悪辣非道な悪行に目を瞑ることなどできる筈もない

 

何より大切に思っている魔物を奴らは無残にも殺してきたのだ

 

恨みとはそう簡単に解き放てるものではないのだ

 

「私はリーザによってホムンクルスを模して作られたネオホムンクルスに対する嫌悪を解き放ち許し人族として生きる道すら気づかせるよう働きかけました、魔物たちも深い憎しみを乗り越えてネオホムンクルスを許す道を歩き出しています、しかしながらその原因を作った亜魔王種だけは如何なる温情も与えるつもりはありません」

 

当然だ

 

ホムンクルスの暴走で魔王界において一番甚大な被害を受けたのは彼である

 

ここの魔物たちもその恨みは亜魔王種を根絶やしにするまで決して消えることは無いだろう

 

積年の恨みと言うのは、本人ですら自力でどうにかできるものではないのだから

 

「魔王デスカラード、あなたは魔王の中で最も辛い道を歩いて来られた、許し得ないものを許し、それどころか深い愛情をも示された、そのあなたですら許し得ない気持ちは痛い程理解できます、私も弟子を殺した奴らを決して許せません、実力では勝てないと知るや卑怯な手口を使いました故な」

 

「それなら何故亜魔王種討伐を止められる、このマルカスト元帥は我々が探知できない亜魔王種の根城を見つけ出せる逸材です、我らの秘密兵器となると言われたのは貴様ではありませんか」

 

「如何にもこのマルカスト元帥は対亜魔王種戦における我々の秘密兵器にございます、ただ私が考える秘密兵器と魔王デスカラードが捉えている秘密兵器とでは意味合いも用い方もまるで違うでしょう」

 

「ちょっと待て、そこには私の意志は無いのか、どう考えても魔王デスカラードの思いの方が正しいと思うぞ師匠」

 

マルカスト元帥は魔王デスカラードを援護するように割り込んだ

 

「ではお前も哀れな亜魔王種の姿を見るが良い」

 

マルカスト元帥にそう言うと再び魔王デスカラードを見つめた

 

「私は極悪から少しばかり外れた亜魔王種の居場所を一つ知っております、今からそこへ案内致します故、それから判断してくださいまし」

 

「その場所に辿り着けばその亜魔王種をこの剣で絶滅させる場合もありますが、それでもよろしいか」

 

「それがあなたの判断だとすれば、それもまた奴らの運命だと判断いたしましょう」

 

マルカスト元帥はシーランのその物言いが気に入らなかった

 

その場合たとえ魔王デスカラードと戦っても亜魔王種を守るのが筋というものだ

 

「師匠あなたが哀れだと言った亜魔王種を救ってやらないのか」

 

「先ほども言ったが私は魔王デスカラードの痛みを自分のことのように感じておる、無下にそれを否定することは、私の弟子の敵に対する気持ちを否定するのと同じじゃ、従って魔王デスカラードがそれでも亜魔王種を許せず滅ぼすというのなら、私はそれを止めはしないのじゃ」

 

ますますマルカスト元帥には理解できなくなった

 

「師匠は一体何がしたいのだ」

 

「私はお前と魔王デスカラードを信じることにしたのじゃ、自分の弟子を信じずして一体誰を信じると言うのじゃ」

 

マルカスト元帥は自分の頭を掻きむしった

 

「まったく師匠の心が読めん、一体何を考えているのか私にもさっぱりわからない、またどこを見ているのかも見失ったぞ」

 

「それで良い、お前も私を信じてついて来るが良い」

 

こうしてシーランはマーリアの墓石に群がり喪に服している亜魔王種の森へと

 

両者を案内した

 

辿り着いた森の中で両者が最初に目に入って来たのは

 

マーリアの墓石の前で未だに泣き崩れ、泣きつかれて眠る日々を送る亜魔王種たちだ

 

流石の魔王デスカラードも戦意を削がれた

 

それでも大切な魔物たちを無残にも殺したホムンクルスたちの姿が浮かび

 

言い知れない怒りが心の奥底から湧き上がって来た

 

憎しみは理屈ではない感情だから

 

理屈でどうにかできる代物ではない

 

例えその憎しみが間違いだと理論的に説明され納得できたとしても

 

この感情は別に働いてその者を支配してしまう

 

魔王デスカラードは剣を抜いた

 

そして振り上げこの哀れな亜魔王種たちを斬り殺そうと振り下ろす

 

強烈な手ごたえを感じた後で金属音が響いた

 

魔王デスカラードの振り下ろした剣をマルカスト元帥の剣が止めたのだ

 

「何のつもりだマルカスト元帥」

 

魔王デスカラードが彼を見ると、マルカストは涙か止まらない様子だ

 

そして彼は真っ直ぐ魔王デスカラードを見つめるとゆっくりと首を横に振った

 

魔王デスカラードは何か言いかけて、止めた

 

「私の心にはこいつらの深い悲しみが流れ込んできて、こいつらの悲しみを嫌でも理解できてしまう、こんな哀れな奴らを殺すなど私にはできない」

 

この亜魔王種たちはまるで

 

大好きな母親と引き離された子供だ

 

母恋しさと悲しみで苦しんでいるようにしか見えない

 

亜魔王種を取り込んだマルカスト元帥にはこの亜魔王種たちの悲しみがダイレクトに伝わる

 

魔王デスカラードは理屈では理解できるが

 

亜魔王種に対する深い憎しみを止める程理屈の力は強くはない

 

ただ、マルカスト元帥を通して感じ取る亜魔王種の悲しみと絶望を否定できず

 

一体どうすれば良いのかわからない状態に陥った

 

「なぁ師匠こいつらをどうしたら救えるのだ、こいつらは子供のままだ」

 

「マルカスト元帥それはどいういう意味だ」

 

「良くはわからないが、ここに居る亜魔王種の心は子供のまま成長していない、ずっと子供のまま生き続けてきているのだ」

 

「子供があれだけ悪辣な悪巧みをするのか」

 

「強いて言うなら、恐るべき知略と狡猾さを持った子供だ」

 

マルカスト元帥にはここにいる亜魔王種の記憶も共有することになる

 

「強大な魔力を封じ込めるため肉体的時間を止めた、しかし魔力の暴走が起き絶滅の危機に瀕した時、それを食い止めることには成功したが脳の一部が破損してしまう、亜魔王種は破損した脳をそれぞれ補いながら一つの個体として全体を生かす道を選んだようだ」

 

つまり彼らの全体主義的な生き方はここから生まれた

 

情緒的幼稚性は子供のまま成長できず

 

記憶も心も切断されているところが起因(きいん)する

 

亜魔王種は破損だらけで辛うじて生きている状態だとマルカスト元帥は認識した

 

「だからと言ってこいつらが今までしてきたことが許されると思うな」

 

魔王デスカラードは未だ剣を握り締めている

 

「マルカスト魔王デスカラードの思うままさせるが良い」

 

「しかし、今のこいつらを殺してそれが本当に魔王デスカラードの敵討ちとなるのか、魔王デスカラードの心が晴れるのか」

 

「そんなことはやってみなければわかるまい」

 

「もしこいつらを皆殺しにして、それで心が晴れなければ、魔王デスカラードはどうなる、私は友が苦しむ姿など見る趣味は無いぞ」

 

マルカスト元帥の友としての深い情を感じながらも

 

魔王デスカラードは剣を捨てることは出来ない

 

「したが、魔王デスカラードにはこいつらを皆殺しにする権利はあるじゃろう」

 

例え亜魔王種の全てを皆殺しにして絶滅させたとしても

 

亡くした魔物たちは戻っては来ない

 

そんなことは魔王デスカラードは百も承知である

 

しかし深い恨みと言うのは理屈ではないのだ

 

そんな理屈で解消できるほど生易しいものではない

 

マルカスト元帥が渋々剣を治めると

 

魔王デスカラードは剣を振り上げる

 

すると亜魔王種たちは自分たちを庇うどころか

 

マーリアの墓石を守るため自分たちが盾のように立ちはだかる

 

「それほどその墓石が大切なのか」

 

「我々の命より大切なのだ、今はもう墓石になってしまったけれど」

 

亜魔王種たちはまた泣き出した

 

魔王デスカラードは剣を振り上げたまま動けなくなった

 

非力なこの亜魔王種は一振りで殆ど斬り伏せることができるだろう

 

しかし亜魔王種たちは少しも動かない

 

そのうちマーリアの墓石にしがみ付いて泣き出す

 

その姿は母親の亡骸にしがみついて泣く子供のように見える

 

マルカスト元帥は腕を組んで後ろを向いた

 

涙が止まらない

 

彼の心には今の亜魔王種の気持ちがダイレクトに流れ込んで来るのだ

そのマーリアは全ての亜魔王種を皆殺しにするため動いている

 

この亜魔王種たちはその事実を知らない

 

魔王デスカラードにも今の亜魔王種の状態は認識できる

 

そのまま剣を大地に突き立て座り込んだ

 

「師匠敵討ちの定義をご存知か」

 

魔王デスカラードも涙が溢れて止まらなくなった

 

「憎い相手を倒すだけが敵討ちではないかも知れぬなぁ」

 

きっと許すことなどできる筈はない、それはそれで良いのだとシーランは思っている

 

そのシーランもまた弟子を無残な殺され方をしている

 

彼女の恨みは生涯消えることは無いだろう

 

しかしシーランはその仇であるネオホムンクルスを弟子として守っている

 

今ではランドもラスティもその仲間たちもリーザ同様に大切な弟子となった

 

愛情は恨みすら呑み込んでしまうのだろうか

 

シーランには涙にくれる魔王デスカラードの気持ちが痛い程わかっている

 

この選択がこの先も彼の心をどれだけ傷付け苦しみを与え続けるかも想像に難くない

 

この深い憎しみの森を超えた向こう側に天の情がある

 

この世界でシーランだけが感じていることだ

 

最愛の双子の姉を手に賭けなければならない過酷な宿命を乗り越えて

 

大切に育んできた弟子たちを無残な殺され方をしても尚それを乗り越えて来た

 

彼女だけがそれを感じることができるのだろうか

 

それとも天が彼女にだけその胸の内を明かしてくれたのだろうか

 

「天こそ、その深い恨みや憎しみを乗り越えて来られたのではないじゃろうかのぉ」

 

天が恨みを乗り越えて来たなどとんでもない話である

 

天とは崇高なる魂の源ある、恨みなど抱く存在ではない

 

或いは今のシーランのこの発想は異端であり事実ではないかも知れない

 

大体天が一体何を恨むと言うのだろうか

 

殆どの者がその疑問を抱き、シーランのその感覚を異端視するだろうけれど

 

「深い憎しみを抱き許せない境地になったこともない者がどんなに恨みを乗り越えよと言ってもその言葉が軽過ぎて、深い憎しみに苦しんでいる者の耳には届かないじゃろう、じゃが何故か天にそれを示されたとき無条件にその言葉が心の奥底に沁み込んで行くのかが不思議でならなかったのじゃが」

 

今の魔王デスカラードの姿と天の姿がシーランには重なって見える

 

まず天が今の魔王デスカラードのように深い恨みを乗り越えて来たからこそ

 

素直にその言葉を受け止めることができるのではないだろうか

 

だから天は、

 

憎んでも余りある亜魔王種たちの哀れな姿を見て憎みきれず見捨てることが出来ない

 

そんな魔王デスカラードを愛してやまないのだとシーランは感じている

 

「天の愛とは生易しいものではないのぉ」

 

「それで師匠には、この亜魔王種たちを救う術をお持ちなのか」

 

魔王デスカラードはシーランを見つめて言うとマルカスト元帥は驚いて彼を見る

 

「万事私にお任せあれ、よくぞこの亜魔王種たちを救う道を選ばれた」

 

何故かマルカスト元帥は魔王デスカラードに頭を下げた

 

「何故貴様が頭を下げるのだ」

 

「そんなことは私にもわからないが、今はこうしたいのだ、いやこうせずにはいられない」

 

「ならば、振り下ろした剣をよくぞ止めてくれた、貴様には感謝している、今はまだ殺さなくて良かったなどと思えないが、そう思える時も来るだろう」

 

頭を下げているマルカストから涙が大地に落ちて行く

 

何故自分が頭を下げて涙か止まらないのかマルカスト元帥自身わかっていないが

 

今はこうするのが自然なことだと思えるから不思議だ

 

もしかすると取り込んだ亜魔王種の気持ちなのかも知れない

 

「しかし、魔王種が生まれた理由については未だ謎のままだ」

 

「この道は険しいが、歩いて行けばその答えは自ずと見えて来るでしょう」

 

どうやらシーランのその言葉は今回ではなくこの先のために必要な言葉のようだ

 

一体どんな意味を持つのか何れ魔王デスカラードにも理解できる時がくるのだろうか

 

恐らく魔王デスカラードはこれから魔王界から裏切り者と呼ばれるだろう

 

いばらの道を歩くことになる

 

この時点から少しずつ魔王界は魔王デスカラードを中心に大きく変わって行くことになるが

 

今は誰もそれに気が付いていない

 

シーランだけはそれを見ている

 

こうして亜魔王種討伐派と対等に戦える状況になった

 

親友とさえ思えた魔王ロドリアスですら敵だと魔王デスカラードを見ることになるだろう

 

裏切り者だと彼に憎しみを向けるかもしれない

 

「師匠は極悪人だ」

 

マルカスト元帥は目を細めてシーランを睨む

 

「そうじゃ我々がこれから歩く道は極悪道じゃ、どうせ悪の道を歩くのなら極悪人にならねばつまらぬからのぉ」

 

シーランは扇子を口に当てて笑った

 

マルカスト元帥はあまたを掻きむしりながら

 

「まったく、えげつない人を師匠にしちまったぜ」

 

知らない方が幸せだとはよく言ったもので

 

亜魔王種のこんな一面をしらなければ正義ずらして思いっきり堂々と生きられたものを

 

しかしそのマルカスト元帥と魔王デスカラードは

 

亜魔王種の違う一面を知ってしまった

 

そして、そんな亜魔王種をどんなに恨んでも見捨てることが出来ない

 

困った性質をこの両者は持っている

 

このマルカスト元帥もまた亜魔王種によって多くを失っている

 

人間としての尊厳性も、人生も、大人の姿になることすら

 

そのことでどれだけ辛い思いを乗り越えて来ただろうか

 

一度は殺されかけたこともある恨み骨髄の相手である

 

それだのに情の深い彼が奴らのこんな一面を垣間見れば

 

見捨てることができない

 

シーラン師匠はこうなることを予見して

 

ここへ自分たちを連れて来たのだと思うと

 

マルカスト元帥が彼女をえげつない人だと言った気持ちを少しは理解できるだろうか

 

そのシーランは亜魔王種たちが建てた巨大なマーリアの墓石を見上げている

 

きっとマーリアだけはこの亜魔王種たちの一面を誰よりも早くみていたに違いない

 

だから全てを敵に回そうと亜魔王種たちの救いの道を模索していた

 

「悔しいのぉ」

 

そのマーリアの心を変えてしまったのは一部の亜魔王種たちだ

 

その亜魔王種たちはマーリアが最も大切にしているモノを奪い取り

 

そして、彼女の心をすっかり変えてしまった

 

シーランは人間の勇者だった頃のマーリアに会いたかった

 

これから対峙するマーリアはもうその時のマーリアの心は持っていない

 

「ここに居るマーリアとはもう出会えないのかのぉ」

 

ここに居る亜魔王種たちの心の中にだけ

 

命懸けで自分たちを救おうとしてくれたマーリアが生きている

 

しかし、あの頃のマーリアの心は一部の亜魔王種によって殺されたのだ

 

「切ないのぉ、これは私の宿業なのじゃろうか」

 

シーランは戦いたくない相手と戦う羽目になってしまう

 

双子の姉リンカがそうだった

 

今度は魔王テチカ

 

そして、マーリア

 

ここにいる亜魔王種の心の中で生きている彼女のままだったなら

 

共に同じものを見てわかり合える相手と成れたかもしれない

 

姉のリンカは理解はしても共感はしてくれなかった

 

シーランだけはマーリアが何処を見て何をしようとするのかが見えている

 

彼女とは未だに直接会ったことはないが

 

誰よりも近い存在だと感じている

 

そのマーリアは未だにシーランを掴みきれていない

 

魔王界は間違いなくこの二人を中心に戦うことになるだろう

 

つづく
 

人間たちの落日 落日の兆し もくじ

 

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あとがき

 

少しばかりシーランとマーリアの年の差を思っておりました

 

シーランは50歳を超えている

 

一方マーリアは未だ18歳、20歳にも満たないのですよΣ(@@;)

 

因みにシラスター王は16歳(* ̄m ̄)プッ

 

奇跡の王は未だ思春期真っただ中です(>▽<。。)ノ))

 

さて、ここから先どう表現して良いか少しばかり立ち往生しております(=◇=;)汗

 

考え込むのは私には向かないので

 

取り合えず、続きを描いて行こうと思いますヾ(@^(∞)^@)ノ晴れ

 

まる☆