時系列を魔王ザッドが樹木に守られているところから

 

魔王テレメッドが懐疑的になる場面へ戻そう

 

大自然が何故魔王ザッドを守っているのかは当の彼にもわからない

 

過去数回森に守られるという現象が起こっている

 

元々特殊な魔力を持ち、剣技の筋も悪くないため腕を上げ

 

また知略に長けているため、ほとんどの場合窮地にすら立たなかった

 

そのためかこの現象は殆ど起こらない

 

恐らく魔王ザッドが本当の窮地に陥った場合のみ突然現れるようだ

 

魔王大戦の時にも魔物を庇おうとして窮地に立った時に起こった

 

次にホムンクルスが暴走した時も非力な自分の魔物を助けるため窮地に陥る

 

そんな時魔物たちも含めて森が彼を守り難を逃れた

 

そして魔物たちが城を建ててくれた時、突然大樹が城を覆いつくしてしまった

 

まるで何かから彼を守ろうとしているように見えるが

 

それきりこの現象は起こらなくなった

 

今回、数万年ぶりに起きたことになる

 

「魔王ザッドよ、貴様は亜魔王種と手を組み魔王界を潰そうとしていたのではないか」

 

「剣を交えて貴様はどう感じた」

 

「貴様に下心も、魔王界に対する悪意も感じなかった」

 

「それが答えだと思わないのか」

 

「長い間貴様を警戒してきた、貴様には不審な点がいくつもある、恐らく亜魔王種を捕獲しているだろう」

 

「ほう、そこまで調べ上げていたのか」

 

「亜魔王種攻略の為なら良いが、私には貴様が違う意図で動いているように思えてならない」

 

とはいえ剣を交えてみれば魔王ザッドになんの邪念も感じられない

 

「貴様の口からことの真意を聞きたい」

 

「私が嘘をつかないとでも思うのか」

 

「貴様も魔王としての誇りがあるなら嘘などつく筈はないだろう」

 

そう言われれば、魔王ザッドも嘘をつくことは出来なくなる

 

この世界の法則を嫌悪して戦いを挑んできたが

 

魔王としての本能までは消し去ることはできないようだ

 

「いかにも、貴様の見解は間違いではない、私はこの魔王界の有様を好まない、叩き潰してやりたいとさえ考えていた」

 

その言葉を聞いて魔王テレメッドは剣を握り締める

 

「亜魔王種を捉えたのも奴らを掌握して、魔王界を滅ぼそうと企んでいた」

 

「やはり貴様は裏切り者だったか」

 

「だが何一つ実行に移してはいない」

 

「実行に移さずとも、魔王界を滅ぼそうとした心があるのなら貴様は魔王界の敵と言える」

 

「まぁまて、今は考え方を改めた」

 

「そんな戯言を信じられるものか、貴様は前々から魔王界や我ら魔王への嫌悪を隠していたことは私にも感じていたぞ」

 

「私は知った、魔王テチカはあのような姿になっても、魔王グラードと魔王ロドリアスを救うためにここまでやってきた、そのため自分が危機的状況に陥ることを予測した上でだ、私は信じられる魔王もいるのだと魔王界に希望を抱いたのだ」

 

魔王テレメッドは目を細める

 

「その魔王テチカと名乗る子供が亜魔王種の擬態で、貴様が裏で糸を引いている可能性もあるぞ」

 

魔王テレメッドは今回のことは全て魔王ザッドの策略だという答えに辿り着いたようだ

 

こうなれば全てが怪しく思える

 

魔王ザッドはすでに亜魔王種を掌握して配下にしていると考えれば

 

亜魔王種の擬態を魔王テチカだと謀(たばか)り、あたかも魔王界を救った英雄に仕立て上げ

 

油断させたところを一網打尽にする腹だろうと魔王テレメッドが思っても不思議ではない

 

彼も一度はこの世界の法則に疑問を抱いた

 

魔物たちに不信感を抱いたこともある

 

或いは魔王たちは一度は魔物たちに不信感を抱くものなのだろうか

 

少なくとも当時の魔物たちは利己的で利害重視に生きていることは間違いない

 

それでも全ての魔物がそうではないと知ることができた

 

「貴様は魔物を憎んでいる、そうではないか」

 

すると魔王ザッドの目から怪しい輝きが放たれた

 

「いかにも魔物を憎んでいる」

 

「全ての魔物が貴様の考えるような邪悪なものではないぞ」

 

「聞いた風な口を聞くな、貴様にはわからないだろう」

 

一体魔王ザッドに何があったのだろうか

 

だが心に闇を抱えていることは理解できた

 

この発言で魔王ザッドへの疑惑は深まった

 

「何が貴様をそうさせるかは知らないが、明らかに貴様は魔物を憎んでいる、その魔物を中心に生きている魔王たちも魔王界の在りかたも気に食わない、だから潰そうと謀った」

 

魔王テレメッドは剣を彼に向けた

 

「それは否定はしないが、今は違う」

 

「嘘をつく者は誰もがそう言うものだ」

 

一度かけてしまった色眼鏡は中々外すことができない

 

どんな存在にも欠点はあるものだが

 

疑わしい相手の欠点をみればそれが増幅して感じてしまう

 

魔王テレメッドの目には魔王ザッドが亜魔王種以上に真っ黒い存在に見えている

 

大嫌いな相手を目に浮かべて

 

その相手が説得力のある立派で信憑性を感じる言葉を話したとする

 

その時、それを信じることができるだろうか

 

今までの相手に対する認識を改め、見直したと思えることの方が少ないかもしれない

 

魔王テレメッドはある面感情的に魔王ザッドのことが嫌いである可能性もある

 

もしかすると相手に自分でも好きになれない自分の一面を感じてしまっている

 

その可能性も否めない

 

更に、彼の清廉潔白に生きようとする真っ直ぐな心に悪が生えてしまった場合

 

魔王ザッドに対する悪感情に支配されてしまうだろう

 

「もう一つ聞きたい、貴様の魔力は亜魔王種同様に相手の心を支配するものではないのか」

 

亜魔王種の魔力は魔王には届かない

 

しかし、もし魔王で亜魔王種と同様の魔力を持っているとすれば

 

その影響力は魔王に及ぶのではないか

 

これは魔王界にとって脅威になり得る

 

「そうだとして、それがどうしたというのだ」

 

「だとすれば、貴様は魔王界にとって脅威となる」

 

「貴様は魔力そのものが危険だからと言ってその持ち主まで危険視するのか」

 

「もちろんそれは相手による、貴様は何から何まで信頼できない」
 

「では、私が信頼に足るかどうか、その剣で確かめるが良い」

 

「もとよりそのつもりだ」

 

炎の剣が幾度も魔王ザッドを襲うもすべて交わされて行く

 

しかし少しずつ炎の魔力は威力が増して、破壊力は大きくなって行く

 

魔王テレメットの押し込められている感情が少しずつ解放されて行くかのように

彼の魔力は解放されて行く

 

底なしと思えるほどの魔王テレメッドの魔力がまた暴走すればどうなるだろう

 

その暴走をもし魔王ザッドが全て受けてしまえば

 

魔王ザッドと言えどタダでは済まないだろう

 

恐らく一撃で魔王ロドリアスの城は消し炭になってしまう

 

或いは魔王ロドリアスの森そのものが焼き尽くされることだってあり得る

 

一撃ごとに強くなって行く魔王テレメッドの炎の威力は

 

魔王ザッドの防御力を超えて行き、次第に彼を傷付け始めた

 

樹木も焼き尽くされると今度は岩や大地が魔王ザッドを守るも

 

何れも焼き尽くされる

 

彼の異常なまでの正義感は全て魔王ザッドが悪とみなして攻撃している

 

魔王界の為、魔物たちの為、魔王テレメッドは戦っているのだ

 

今の彼を踏みとどまらせる理屈は無いと言えるだろう

 

実際魔王ザッドはランドと出会う前まで彼の言う通りのことを実行しようとしていたのだ

 

長年の魔王ザッドの悪意がこういうカタチで跳ね返って来たとも考えられる

 

一度正義感に燃え上がり、相手を悪とみなした存在は

 

自分が正しいと信じ込んでいるため矛盾点に気が付かない

 

少なくとも剣で感じ取った魔王ザッドの心に邪念は無かったのだ

 

これも魔王ザッドがそう思わせるように印象操作したのだろうと思い込む

 

一度疑わしいという色眼鏡で相手を見れば、どんなことも疑わしく感じられるもので

 

次第に尊敬してやまない魔王テチカを名乗る亜魔王種の擬態である少女に対しても

 

彼は言い知れない嫌悪と怒りを覚えて更に魔力は増大して行く

 

「魔王テチカの名を利用した亜魔王種めが、決して許さないぞ」

 

今の魔王テレメッドには子供の姿になった魔王テチカが亜魔王種の擬態にしか見えない

 

感情が絡むと正当な判断は難しくなるのは自然なことだ

 

魔王ザッドも確かに彼の言う通りのことをしようとしたのは事実なので

 

それが負い目のように感じられて、誤解を解く判断力が弱くなっているようで

 

いつの間にか圧倒的な魔王テレメッドの魔力に防戦一方となっている

 

「このままでは遠からずあの炎に焼き尽くされるだろう」

 

魔王ザッドは死を覚悟した

 

しかしもし彼が事の真実を知ることがあれば

 

あれだけ清廉潔白に生きようとしている気性だから

 

自分で自分を許せなくなるだろう

 

とは言え、この疑惑は間違いとは言えないため彼の誤解を解くすべが見当たらない

 

魔女裁判の如く、無実の証明など不可能に近いのだ

 

次第に炎の魔力は魔王ザッドを燃やして行く

 

こんな時森に残して来た魔物たちが脳裏に浮かぶ

 

同時にその魔物たちに慕われているランドの姿も浮かんだ

 

「ランドを息子として良かった、今の奴なら魔物たちを守ることができるだろう」

 

ランドから聞いた魔王テトや魔王テチカの生き様を知り

 

また魔王グラードや魔王ロドリアスの生き様を目の当たりにして

 

いまさらながら魔王界に希望を見出し改心したとしても

 

今まで魔王界を滅ぼし、魔物たちを皆殺しにしようと計画した

 

その悪意の報いが来たのかもしれない

 

魔王テレメッドの魔力は次第に大きくなり

 

このままではこの城はおろかこの森まで焼き尽くすかもしれない

 

魔王テレメッドの魔力の暴走の詳細は魔王テチカ以外誰も知らないが

 

彼が魔力を暴走させて一つの森を焼き尽くした話は他の魔王たちも知っている

 

それから何万年も年季が入っているのだ魔力が魔王と共に成長するように

 

当時よりも更に強大なものになっているだろう

 

魔王ザッドは最早自分の命のことより

 

如何に彼の魔力の暴走を阻止して魔物や他の魔王たちを助けるかにのみ思考が働いている

 

「この私が魔物たちを守ろうとしているのだから笑えるな」

 

魔王ザッドは魔物たちを憎んでいる

 

それでも、彼の魔物たちはどんな酷い仕打ちをされたとしても他の魔物たちを許している

 

しかし魔王ザッドは当事者ではないだけに魔物たちを許せないようだ

 

当事者である自分の魔物たちが許しているのだからと思うのだけれど

 

自分がされたことなら許せるが、自分が大好に思っている相手にされた仕打ちは許せない

 

今死を覚悟して結局魔王ザッドも自分の魔物たちと同じ選択をするなど

 

自分でも思いもよらなかった、この皮肉さに笑いが込み上げて来る

 

大自然の木々や岩は両魔王を覆いつくすようにカタチを変えて行く

 

魔王ザッドは魔王テレメッドの魔力を全て受け止め森の魔物や他の魔王たちを守ろうとした

 

その時、あまりの素早さに影にしか見えないものがその囲われたドーム型の森の中へ入った

 

その影は瞬時に魔王テレメッドと魔王ザッドの剣を剣で跳ね上げた

 

そしてその切っ先は魔王テレメッドに向けられる

 

「貴様は魔王テチカを名乗る亜魔王種の擬態か」

 

魔王テレメッドは睨み炎で焼き尽くそうとする、途端に胸を斬られ倒れ込む

 

直ぐに治癒の魔力を発動させる

 

「貴様は少しは自分の魔力を制御できるようになったと思ったが、今度は心の制御ができないようになったようだな」

 

その言葉はかつての魔王テチカに似ている

 

「貴様は本当に魔王テチカなのか」

 

「貴様は幾度私に助けられれば気が済むのだ、一度だけ私を助けよという約束も未だ果たしてはいないのだぞ」

 

その約束は魔王テチカと自分だけしか知らない

 

まして、自分の魔力の暴走を止めてくれたのが魔王テチカだと知る者はいない

 

となれば、そのことを知っている彼女が魔王テチカであるとしか考えられない

 

「本当に小さくなったのだな」

 

「好きでなったわけではない」

 

その言い草は魔王テチカに他ならない

 

「すまない、私はまた間違えた様だ」

 

「気にするな、私とて幾度も間違え未だに成長している」

 

彼女が魔王テチカだとすれば、彼は魔王ザッドを見る

 

「それでは貴様は本当に改心したというのか」

 

「先ほどがらそれ以外の返答をした覚えはないぞ」

 

「すまなかった」

 

「貴様が言う通り私は確かに魔王界を壊し、憎い魔物たちを絶滅させようと企てたのは事実だ、貴様が私を責めたてたことに対して、何の遺恨を残さない」

 

「ならば、今後は貴様に対する疑念を私も捨てよう」

 

「そうか」とだけそっけなく魔王ザッドは言った

 

驚いたのは魔王テチカだった彼女はあまり物事に動じない方だが

 

「貴様はそんなことを企んでいたのか」

 

魔王ザッドへ驚きの顔を隠せない

 

魔王テチカですら魔王ザッドの策略に気が付いていなかったからだ

 

「まぁな」

 

「では何故、そんな貴様が私を助けるまで心変わりしたのだ」

 

「ランドから貴様や魔王テトのことを聞かされた、そして奴の言う通り貴様は自分のことも顧みず魔王グラードや魔王ロドリアスを助けるべくここへ来た、私の心を変えるのにそれで充分だ」

 

「そうか、貴様を酔狂だと言った私の見解は的外れではなかったようだ」

 

魔王テチカは冷静さを取り戻したように冷たい感じで言った

 

またマーリアの言葉を思い出し

 

「私も命懸けで森の魔物や他の魔王たちを守ろうとした貴様の生き様を今見ている」

 

これは魔王にとって相手のことを理解したに等しい言葉だった

 

これを聞いた魔王テレメッドも魔王ザッドを見て

 

「私も貴様のことを今見ている」

 

「そうか」

 

魔王ザッドは冷たいくらいそっけなく返答した

 

「貴様が不器用な魔王だということも今見えたぞ」

 

魔王テレメッドの言葉に魔王ザッドは後ろを向く、マントが舞いバサバサと音を立てた

 

魔王ザッドは他者から認められることには慣れていないようだ

 

ランドと出会ってから魔王ザッドは何もかもが変わり全てが好転していると感じられた

 

これは運命の出会いだろうか

 

彼は空を見上げ天を仰ぐ

 

「天がランドを引き合わせてくれたのだろうか」

 

「もしそうなら、天に感謝する」と彼は心の中で天に向かって語りかける

 

ドーム型に覆われた樹木の隙間から木漏れ日が彼を照らす

 

まるで深淵から光の中へ戻って来た彼を祝福しているかのように

 

「ところで貴様の嫌疑は晴れたのか、魔王パルフェ辺りが追求していたようだが」

 

治癒が効いて漸く起き上がれるようになった魔王テレメッドが魔王テチカに言うと

 

「これは魔王パルフェの策略だ、これを機会に貴様らの腹の中にあるものを吐き出させるため私を利用したのだ」

 

「へぇあいつは貴様を嫌っていたのだが、抹殺しようとしていたわけではないのだな」

 

「そのことを知った魔王ミューヤは癇癪を起していたがな」

 

「魔王サーマイオスは無事なのか、魔王ミューヤの魔力の大きさは計り知れない」

 

「貴様自分の魔力を棚上げして良く言えるものだ」

 

途端に魔王テレメッドの顔は真っ赤になる

 

「魔王サーマイオスの魔力は魔王ミューヤの魔力にとって相性が最悪のようだ」

 

当然魔王テレメッドと魔王ザッドには理解できない

 

どこをどう最悪なのか説明が足りないからだ

 

「魔王テレメッドの魔力は超再生、魔王ミューヤが何度奴を肉片にしようとも直ぐに再生復活してしまう、結局消耗戦になったが両者の魔力は互角とみて良いだろう」

 

何度もバラバラにしても再生復活してしまうので

 

そのうち魔王ミューヤは気持ちが悪くなり、その場で吐いてしまい

 

バラバラにされた魔王サーマイオスが介抱したらしい

 

この光景を目の当たりにした魔王テチカは笑いが込み上げてきて抑えられない

 

それが伝染したかのように魔王テレメッドは笑い転げた

 

「魔王ミューヤはどこまで破天荒なのだ」

 

魔王ザッドも後ろ向きで肩が震えている

 

魔王グラードの策略と魔王テチカの仲間を思う心、そして魔王パルフェの機転が合わさり

 

魔王界の騒乱も漸(ようや)く沈静化して

 

魔王たちはそれぞれ自分たちの乗り越えるべき壁を乗り越え一枚岩のようになれた

 

後は全力で亜魔王種退治に乗り出せるそう思われたが

 

リュエラの予言通りに双子の魔王たちの失われた記憶が蘇ってしまった

 

未だに暗雲は魔王界にとどまっているようだ

 

つづく
 

人間たちの落日 落日の兆し もくじ

 

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あとがき

 

今後、双子の魔王を軸に、魔王界は再び荒れることになりそうです(((゜д゜;)))

 

しかも、マーリアとシーランの対立構造も加わり

 

魔王界は更なる混沌(カオス)状態に陥りそうな予感がします(=◇=;)

 

次回は魔王ミューヤの視点でこの出来事を描いてから

 

その後の魔王たちの動きなどを描いてみようと思いますヾ(@^(∞)^@)ノ

 

少しばかり仕事が忙しくなっているので

 

更新は緩やかになりそうです・・・(。_。;)゜:。アセ 

 

相当重役たちに嫌われていますが

 

幸い出世している先輩たちには好かれているので

 

重役たちの悪巧みは悉く粉砕出来ています、奴らの正体も全社員が知ることになり

 

殆どの社員たちから嫌われるようになりました(* ̄m ̄)プッ

 

とは言え、私は好かれる嫌われるで人の良し悪しを判断することは好きではない

 

好かれている人間が必ずしも立派な人であるとは限らないから

 

友達が多いから自分は立派だと誇示している子供ではあるまいし¢( ・・)ノ゜ポイ

 

その人の人間性はその人の生き様の一挙手一投足で見えてきますよね(;¬д¬)

 

人気者がみんなには知られないように巧みに気に食わない人を傷つける

 

という現場と幾度も遭遇してきたので、人気者=素敵な人ではないと学習しました

 

その本人の人間性はどんな動機で何をしているのかで見えてきますから

 

たとえどんなに素晴らしい活動をしていたとしても

 

気に入らない相手だから傷つけて良いということにはならないと思います¢( ・・)ノ゜ポイ

 

Σ( ̄□ ̄;)何の話やあせる

 

物語もいよいよクライマックスに近づいてきました\(*´▽`*)/

 

魔王たちの騒乱は前ぶりでしかありません

 

いよいよマーリアは亜魔王種撲滅に乗り出し、魔王界は更に荒れるでしょうΣ(@@;)

 

漸く、私が今回実験しようとしている

 

誰が主人公で誰が悪役で、何が正しくて悪いのかさっぱりわからない物語を

 

描ける土台が整いました(ΦωΦ)

 

果たして描けるのだろうか(((゜д゜;)))あせる

 

まる☆