魔王テチカの心

 

 

突然シラスター王は魔王テチカに頭を下げた

 

「我が友ランディスがあなたにしたことは償いきれないことだと思います、ですが奴を許してやって欲しい」

 

「シラスター王あなたからそのことで謝罪される筋合いはない」

 

冷たい響きだ

 

これは恐らく魔王テチカの癖なのだろう

 

決して突き放しての言葉ではないのだが

 

基本的にクールな性質は彼女に情愛の表情を相殺してしまっている

 

また彼女の合理性は無駄なニュアンスも省いてしまうため

 

冷たく突き放したような表現になってしまうのだが

 

マーリアとシラスター王は相手の本質を感じ取る感受性が鋭敏で

 

魔王テチカの言葉に潜む思いやりを感じ取ることができるようで

 

「ありがとうございます、ですが奴は私にとって大切な友であり、友がしでかした過ちは成り代わり謝罪したくなるものなのです」

 

ラッドリュートには魔王テチカがとても冷たいと感じていた

 

それなのに何故かシラスター王は温かい日差しの様な眼差しで魔王テチカを見つめている

 

「何故あんなに冷たくあしらわれているのに感謝の言葉を投げかけるのだろう」

 

心の中で呟(つぶや)くが、口には出さなかった

 

魔王テチカはシラスター王を一瞥(いちべつ)してから空を見上げた

 

「ランディスはこの森で育った、奴は親には恵まれい上に亜魔王種に命を狙われていたから、マーフェスという魔物に奴を守り育てるように命じたのだ」

 

ランディスが魔物に育てられたとは聞いていたが

 

その魔物は魔王テチカが彼を守るために遣わしたようである

 

恐らくそのことはランディスも知らなかったのだろう

 

「マーフェスは気持ちの優しい魔物だが剣技は私が鍛えた、故に剣技で後れを取ることは無い」

 

「それでも殺されたのですか、ランディスから聞いたことがあります」

 

「卑怯な亜魔王種たちは未熟だったランディスを盾に殺したのだ」

 

そのマーフェスから剣技を学んだランディスの剣技は紛れもなく魔王テチカの剣技なのだ

 

「奴は私にとって孫弟子も同じだ、それにこの森で奴は育った、私にとってこの森に住む魔物も同じなのだ、奴を恨むなどあり得ない」

 

ジワリと魔王テチカの悲しみがシラスター王の心に伝わって来た

 

恐らくランディスのことをずっと気にかけていて、

 

他の魔物たち同様に成長を喜んでいたに違いない

 

はじめは、人間の勇者との不可侵条約を守るためだったかもしれない

 

彼女がそれを提案して締結させたのだからその責任を感じても不思議ではない

 

しかし、シラスター王には魔王テチカがランディスをこの森の魔物たちと同じくらい

 

大切に思ってきたのが感じ取られて切なくて涙が溢れて来た

 

「奴の目を覚まさせてやろうとしたのだがなぁ」

 

その一言で魔王テチカはランディスを殺そうとしたわけではないと理解できる

 

それどころか、彼の間違いを正そうとした親心だとも感じ取れる

 

事故だったとはいえ愛弟子を手にかけたのだ

 

どんなに辛かったことだろう

 

まるで氷に覆われた表情だが

 

その奥に温かい心が溢れているとシラスター王は感じられた

 

ちらりとシラスター王を見て、涙が止まらない状態に気が付いた魔王テチカは

 

「お前が気に病むことではない、それは奴の過ちでランディスが償うべきものだが、弟子の不始末の責は師が負うのも自然の摂理だ」

 

つまり、ランディスのことをすでに魔王テチカは許していて

 

マーリア同様に彼の贖罪の道を彼女自身も模索しているのだ

 

シラスター王にもマーリアが魔王テチカのことを好きで好きでたまらない気持ちが理解できた

 

「どうやらお前はマーリアと似た感受性をしているようだな、マーリアより泣き虫王と聞いていたが聞きしに勝る泣きっぷりだ」

 

そう言うと珍しく彼女は笑った

 

シラスター王の顔は真っ赤になる

 

この一連の話の内容からラッドリュートは

 

魔王テチカは自分が思う程冷血な性質ではないと思い知らされた

 

「私はどうも相手を見る目がないようだ、外見や態度だけで判断するのはもう止めよう」

 

彼は心の中で誓いを立てた

 

もしかするとランドの言う通りアーシアの心も変わるかもしれない

 

あの悪魔の様なカムイ元帥が自分の命を引き換えにしてもランドを助けたように

 

「私はまだまだだなぁ、危うく魔王テチカを見誤るところだった」

 

はらりと一滴零れ落ちる

 

魔王テチカはラッドリュートを一瞥してからシラスター王に視線を移して

 

「泣き虫なネオホムンクルスもいるのだな」

 

「えっ」シラスター王は振り返りラッドリュートを見た

 

「君も泣き虫だったのか」

 

シラスター王は仲間ができたとばかりに嬉しそうに言うと

 

「驚くところはそこではないだろう、私がネオホムンクルスであることを知られたことだ」

 

二人の噛み合わない思考に魔王テチカは笑いが込み上げて来た

 

「お前がネオホムンクルスであることは匂いで最初からわかっている、恐らくこの森の魔物たちでお前がネオホムンクルスであることに気が付かなかった者はいない」

 

「それではなぜ襲われなかったのだ、ホムンクルスは魔物たちにとって仇も同じだと聞いたことがある」

 

「シラスター王と共にいたからであろう、それにホムンクルスとは違い未完成なネオホムンクルスは恐れるに足らずだ」

 

「我らとホムンクルスはそんな違うのか」

 

「戦闘力が決定的に劣るし何より不安定さを感じる、詳細はわからないが肝心な何かが欠けているように思える」

 

その理由はデッドランド国の技術が錬金術師たちに及ばなかったのだろうか

 

或いは亜魔王種たちがホムンクルス同様に暴走されては困るため改良したのかもしれない

 

実際ホムンクルスの暴走は亜魔王種たちにも甚大な被害が及んでいる

 

暴走の恐れのあるネオホムンクルスに

 

強大すぎる力を与えるのを躊躇(ためら)った可能性もある

 

現実の世界でも昔の技術の方が発達していて修繕すらおぼつかない建物も存在する

 

何らかの理由で一度失われた技術を取り戻すことは困難極まりないといえるだろう

 

世界の科学技術がどんなに進んだとしても、技術の向上と必ずしも一致しないのは

 

技術者の存在を軽視している傾向があるからだろうか

 

ジェネラリストばかりが注目されて育って増えたとしても

 

肝心の技術者が育ち増えなければ粗悪品ばかりが世の中に出回ってしまう

 

実はジェネラリストより技術者スペシャリストを育てることの方が難しい

 

特に現代は社会的傾向がスペシャリストへの道を阻害している傾向が強い

 

ジェネラシスとスペシャリストは両翼である両者のバランスが取れなければ

 

天高く飛び立つことができない、片翼だけが肥大化した世の中に未来はあるのだろうか

 

恐らくシラスター王たちのこの世界も似たような現象が起こっているのだろう

 

デッドランドが科学技術を極めようとしても、失われた技術に遠く及ばなかった

 

そのためネオホムンクルスは不完全で不安定な存在になってしまった可能性も否定できない

 

「あなたが私を敵視していないのは、シラスター王が共にしているからでしょうか」

 

「それだけではないが、概(おおむ)ねそうだと理解するが良い」

 

ラッドリュートがシラスター王を見ると、にやけた顔をしている

 

「私にはシラスター王が読めない、どんな危険な可能性でも信じれば突き進んで行くかと思えば、まるで子供のように無邪気に笑っていて馬鹿に見える」

 

「馬鹿ではないぞ」

 

ラッドリュートのあまりの言い草にシラスター王はムスッとした

 

どうやら彼は馬鹿正直に思ったことを口に出してしまう癖があるようだ

 

魔王が乗り越えるべき壁

 

 

「ところで、また客が来たようだ」

 

魔王テチカが視線を移したのでシラスター王は彼女が見た方へ視線を移すと

 

魔王テトが歩いて来ていた

 

「デラシーズの弟が何故ここに居るのだ」

 

「魔王テト、ランディスのこと一言謝りたかったのだ、友としてあいつの過ちを共に背負うつもりだ」

 

「お前という奴は俺を泣かせるつもりか、友として忠告するが友の過ちを共に背負うことはその友を侮辱することだ、自分の尻を自分で拭うことの出来ない愚か者にしてしまうから止めておけ」

 

「そうか、これも思慮が足りなかった、この考え方は改めよう」

 

魔王テトはその言葉に応える代わりにシラスター王の頭を撫でた

 

魔王テトはシラスター王がかわいくて仕方がないようだ

 

「何用だ、まさかシラスター王の頭を愛でに来たわけでもあるまい」

 

魔王テチカを間近で見た魔王テトは突然笑い転げた

 

「別の生物になったと聞いて来たが、まさか子供になっていたとはな」

 

「まさか私をからかいに来たのではあるまい、簡潔に用向きを答えよ」

 

「今の魔王テチカをみていると昔を懐かしく思い出される、貴様の幼馴染として忠告してやるがいつまでこんなところで隠れているつもりだ、とっとと表舞台に出やがれ」

 

「貴様も私の身に起こった事態を聞いているのであろう、それは極めて困難な状況なのだ」

 

「そんなことはわかっている、だがな隠れていても何一つ変わらないぞ」

 

「選択を誤れば更に魔王界が混乱する」

 

「残念な話だが、魔王界はすでに混乱状態だ、これ以上混乱しても問題はない」

 

「そう簡単なことではない、私が魔王で無くなればどうなるかお前の小さい頭の中身でも理解できるだろう」

 

「はぁケンカ売っているのか貴様は」

 

「それだ直ぐに頭に血が上る癖は子供の頃より少しも変わっていない」

 

「そんなこと指摘されようとも変わりようがない」

 

「ならば確固たる確証なくしては動かない私の性質も幼少の頃より貴様も知っているだろう」

 

「そこだ、我々が亜魔王種に付け込まれてしまう悪癖を何とかしなければ奴らの思う壺になるだけだ、だから私も一肌脱いで貴様に会いに来た、腹を割って離さないか魔王テチカ」

 

一体何千年この両者はいがみ合ってきたのだろうか

 

いまさらどうこうできる段階ではないとさえ思えるけれど

 

「私も不本意極まりない話だが、我々が変わらなければ亜魔王種に勝てない、それは認めざるを得ない今の魔王界の状態をみれば」

 

「私と協力関係を持つということか」

 

「その通りだ、我らは魔王界でも知らぬものがいない程の犬猿の仲だ、その我らが手を組むというのは恐らく亜魔王種ですら予測は出来ないだろう」

 

「確かに亜魔王種を出し抜く一手にはなるだろうけれど決定打にはならない」

 

「他の魔王たちの心を揺さぶることができれば次の一歩を踏み出すことが出来るだろう」

 

魔王テチカは暫く考えたが

 

「一つ最も重大で解決不可能な問題がある、私はすでに魔王ではなくなっている」

 

「そのなことは一目見れば感じ取れる他の魔王たちもそうだろう」

 

「では全ては水泡に帰す」

 

「早まるな何事もやってみなければわからない」

 

「何か策があると言うのか」

 

「策という程のものではない、私が貴様に言えることはただ貴様の魔物たちを信じてやれということだ」

 

「貴様の考えが見えぬ」

 

「我々は何故魔王になれたのか思い出せば答えは見つかるだろう」

 

「それは可能性の一つに過ぎない、まして私は魔王種ではない」

 

「魔王種ではない根拠はどこにある、私は貴様を見て本能的に感じたぞ貴様は子供の頃の魔王種に帰っただけだ」

 

「しかし魔力も桁違いに強くなっているぞ」

 

「そんな詳細まではわからないが、貴様が今魔王ではなくなったことは感じ取れるが同時に依然として魔王種の圏内にいることだけは感じ取れるぞ、貴様からは魔王種の匂いがするからな」

 

考えてみれば自分の匂いを嗅ぐことは生物的に難しい

 

だから魔王テチカは自分が魔王種である可能性に辿り着けなかった

 

「私は魔王種なのか」

 

「貴様は子供の頃と何ら変わらない、貴様のその姿を知っている私が言うのだから間違えるものか」

 

「しかし、貴様の考えが正しいとしても、こんな姿になった私を魔物たちは私だと認識してくれるだろうか」

 

「魔王と魔物の絆は理屈ではないのだ」

 

「貴様はそうかも知れぬが私は違う」

 

「魔王テチカ貴様は違うかもしれないが、貴様の魔物たちは私の言う通りだ、それは間違いない」

 

「つまり、私の魔物たちを信じろということか」

 

「魔王は魔物たちが認めて初めて魔王と成るのだ、貴様が魔王になれば何の問題もない」

 

魔王テチカが魔王と成れば、魔王テチカが完全に復活したのと同義になるだろう

 

つまり人間の勇者との不可侵条約も守られ、魔王テチカも魔王界において発言権を得る

 

「しかし他の魔王たちは私を認めない可能性は否めない、私を快く思っていない魔王は多いからな」

 

「それは我ら魔王たちが乗り越えなければならない壁だ、我々は大きく変わらなければならない、貴様とて魔物たちが破滅するような道を歩きたくはないだろう、どの魔王でも自分たちの魔物を幸せに導いてやりたいと思っている、私も貴様も、クソ忌々しい魔王ロドリアスでもそれは変わらない筈だ」

 

魔物たちは魔王を愛するよう心に組み込まれて生まれて来るように

 

魔王もまた魔物を愛するようなシステムを心に組み込まれている

 

魔王テチカはそう見解していて、それを理不尽だと判断してきたが

 

「理不尽なシステムだ」

 

「私はそうは思わないこれは天が我々が最高に幸せを感じるように仕組んだものだと思う」

 

「飛躍した考え方だ、感情的な思い込みに過ぎないかもしれないぞ」

 

「それならそれで良いではないか、私はその可能性に賭けたいね」

 

「まぁどうあがいても、天が組み込んだこのシステムから逃れることは出来ないのだから仕方がない」

 

「だったら賭けてみようじゃないか、貴様の魔物たちが再び貴様を選ぶのか」

 

「もし選ばなかったとき貴様は何とする魔王テト」

 

「その時は私が貴様を命懸けで守ってやるさ」

 

「それは魔王界を裏切ることになるかも知れないぞ」

 

「貴様を見捨てるような心無い魔王界などこちらから願い下げだ」

 

魔王テチカは遠い昔彼女がまだ魔王種だった頃

 

準魔王たちに命を狙われたとき命懸けで守ってくれた魔王種を思い出した

 

そんな魔王種と魔王テトが重なって見えた

 

魔王テチカは今でも彼女の墓石を整備して命日には来ている

 

「一か八かの賭けなど私の好みではないが、他に手立てが見つらなない以上仕方あるまい」

 

「そうと決まれば即刻この異空間を開放しろ」

 

「今すぐにか」

 

「私は昔から性急だ知っているだろう」

 

「大きく変わらねばならないと言ったのは貴様だぞ」

 

魔王テトは頭を掻いた

 

「貴様はいつでも私をそうやって理屈でやり込める、その癖も何とかしろ、私もこの性急なところは善処するから」

 

「良い、今開放する」

 

魔王テチカが復活した日

 

 

すると一斉に魔力が解けて異空間は無くなり景色は一変して城の中になった

 

途端に魔王テチカの匂いを嗅ぎつけた魔物たちが殺到するように集まって

 

城は魔物たちで埋め尽くされる程になった

 

魔王テチカの変わり果てた姿を見た魔物たちは絶句して言葉も出てこない

 

魔王テチカはランディスのことも含めて今自分の身の上に起きていることを話した

 

魔物たちがどう受け止め心の折り合いをつけるのか今の魔王テチカにはわからない

 

ところが魔物たちは泣きながら歓声を上げる

 

「我らの魔王テチカは復活されたのだ、こんな嬉しいことは無い」

 

一体の魔物が叫ぶと、次々に魔物たちも魔王テチカの生還に対する感謝を言葉にする

 

すると天から光が差し込み、再びテチカは天から認められ魔王として進化した

 

「ありがとう、お前たちが私の魔物であることを誇りに思うぞ」

 

魔王テチカの言葉に、魔物たちの歓声は暫く止まなかった

 

「私の言った通りだろ」

 

魔王テトは自慢げに言う

 

「貴様の勝ちだ仕方がないから貴様と手を組んでやる」

 

「おうっ貴様を他の魔王たちにも魔王テチカだと認めさせるぞ」

 

ラッドリュートは新たなる魔王の誕生に遭遇できたのか

 

或いは魔王テチカの復活を目の当たりにしたのか迷っている様子だ

 

シラスター王は涙が止まらない状態で

 

「魔王テチカ良かったですね、本当に良かった」

 

「貴様は本当に泣き虫だなシラスター王」

 

そう言うと自分のシーム(ハンカチのようなもの)をシラスター王に渡した

 

今確かに魔王テチカはシラスター王を貴様と呼んだ

 

魔王は自分と対等だと認めた相手以外貴様とは呼ばない

 

これは人間嫌いの魔王テチカがシラスター王だけは対等だと認めたことを意味する

 

そんなシラスター王の頭を魔王テトが撫でる

 

その様子を見ているラッドリュートは

 

「これでは泣きべそをかいた子供を父母があやしているようにしか見えない」

 

「聞こえているぞラッドリュート」

 

シラスター王はムスッとして言うと

 

魔物たちの笑い声が森中に響いた

 

魔王テトと魔王テチカが共に笑う日が来るなど誰が予測できただろうか

 

まだまだ解決しなければならない問題は山積みだが

 

一番の難関である魔王テチカは再び魔王として復活することが出来た

 

そして犬猿の中である魔王テトと魔王テチカが手を組むことも出来た

 

全てはマーリアの思う通りに動きき始めている

 

亜魔王種が最も慕いまた最も恐れたマーリアは亜魔王種撲滅のシナリオを描き進める

 

世界の大変革、大転換期はもうすでに巻き起こっている

 

多くの予言書は希望の時代だと記しているが

 

実際は世界が滅ぶか飛躍するかのギリギリの戦いの時代かも知れない

 

亜魔王種たちによって大きく滅びへと傾き始めた世界が

 

マーリアたちによって違う可能性が芽生え始めた

 

それでも魔王界は未だに亜魔王種優位であることに変わりはない

 

つづく

 

人間たちの落日 落日の兆し もくじ

 

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あとがき

 

魔王テトが感覚で物事の本質を感じ取るタイプだったから

 

魔王テチカを一目見た瞬間に一つの可能性を見つけ出せたのかもしれませんねΣ(@@;)

 

私は別の解決方法を考えていたのですが

 

魔王テトから恐るべき事実を教えらたれ感じです(((゜д゜;)))←作者なのにそれで良いのかはてなマーク

 

魔王テチカが魔王として復活出来たことは大きいΣ(@@;)

 

ということでプロットをまた書き直しますヽ(;´ω`)ノあせる

 

まる☆