私の撮影場所は真北には北極星を隠すようにビルが立って

 

いるので太陽系天体で話題になったZTF彗星は見ることが

 

出来ません

 

都心で撮影する場合、南側の高度が低い天体は撮影が

 

困難です

 

さて地球に最も近い天体として月があります

 

次に近いのは火星ですね、木星も遠いですがサイズが

 

大きいので良い対象です。土星もリングがあるので

 

興味ある天体の1つです

 

これらの太陽系天体は水星と月以外はガスで出来てい

 

たり天体が大気を持っていたりでガスの模様を撮影

 

するか大気を通してぼやけた本体を撮影するかの

 

どちらかになります

 

月はこれらの中で最も近くにあり天体自体も大気を持た

 

ないためはっきりとくっきり見える天体の1つです

 

距離はおよそ38万Kmあります。

 

じゃまをするのは地球の大気だけです。

 

長焦点で月を眺めると大気の揺れでゆらゆら揺れてい

 

ます。撮影は短時間露光か動画撮影で撮影してSatck

 

するかになります。

 

アマチュア天体写真家の多くは動画撮影してソフトの

 

RegiStax 6などで写真化してwavelet処理などを施し

 

て高精細化している人が多いようです。

 

やはりここでも大気の密度の違いによる像のゆれが

 

問題になります。

 

これは一眼レフでワンショット撮影した月です

 

moon

D200mm fl800mm

Cano EOS 6D 

センサーにゴミがついていますが一眼レフで画角があるので

 

全景が撮影できています

 

 

こちらはCMOSカメラで動画で撮影しそれをRegiStax で

 

処理したものです。画角が狭いため全体は写りません

 

しかし大気のゆらぎの一瞬を切り取ることができるので

 

クレータの縁とかは綺麗です

 

半月期の太陽の光があたって輝く部分と光が当たらない

 

闇の部分との境目はすごくきれいでいつまでも見てい

 

たい気分になります。火星や木星、土星は天体自体に

 

大気を持つためここまでキレッキレに見ることは出来ま

 

せん