秀麗富嶽十二景 百蔵山と桃太郎伝説 | ~カモメが翔んだ!~

秀麗富嶽十二景 百蔵山と桃太郎伝説

冬の季節は雪山登山未経験もあり
低山専門に楽しんできた。
雪も終わりか、気温上がり梅や桜の季節が進み
いよいよ標高アップ!

電車アクセスのよい山梨大月あたりへGO!!

■大月市の秀麗富嶽十二景
昨年よりこのエリアが電車アクセスよくお気に入り。
現在、12景のポイント中、今回で7景ポイント制覇!
今年中?に全制覇できるかな??
今回は6番「扇山」7番「百蔵山」の2つがゲットできるのでチャレンジしてみました!

富士山の秀麗、眺望は?
いつも房総や筑波山周辺の山々での小さな富士山見物であったので山梨エリアからの「秀麗富嶽」ワクワク!期待が高まる!!

■コース
JR鳥沢駅▶徒歩 梨ノ木平登山口▶扇山(1138M)▶大久保山▶カンバノ頭▶百蔵山▶大同山▶展望ポイント▶トトロバス停(ひろば前)▶JR猿橋駅

※駅から登山口のバスは3月まで運休中。。。。。
4月~11月運行 土日祝のみ 8月は運休。徒歩1時間程度か。
複雑なので運行は要確認です。

■その他
・トイレ 
各登山口にあり。

・コンビニ 
各駅近くにセブンあり。
自販機は道中に山梨名物「ハッピードリングショップ」あり

・積雪
ほぼなくなっておりました。扇山周辺は登山道に少しあり。大久保山への下山、凍結時は要注意。チェーンスパイクなどはなくても大丈夫かな?
私は買ったばかりで試し履きしてみましたが。短い距離ですがあると安心ですね。

・熊さん
https://www.pref.yamanashi.jp/shizen/kuma2.html
冬眠から目覚めないで・・・
エリア情報を要確認し対策ですね。

・雑学
九鬼山の名前の由来
大月の桃太郎伝説によれば、岩殿山の東側には、鬼の棲んでいる洞窟がありましたが、元々、鬼は10匹いて、九鬼山(くきやま)から逃れてきた1匹の鬼がこの洞窟に隠れ棲んでいたといいます。九鬼山の由来は、残った9匹の鬼にちなむということです。

・雑学2
鬼は九鬼山に10匹いて、1匹が仲悪くて岩殿山の洞窟へ
鬼のモデルは渡来朝鮮の鉄精錬士であり、この荒ぶれる者達が葛野の村人に乱暴した。
朝鮮人が山から降りてきて村人を拐ったり嫌な行為をしていたとか。
ハマイバ丸とか大倉大丸とか「丸」は朝鮮人では嶺を示しており、この一体は朝鮮人が採掘のために多数いたのは一致しますね。
生まれてきた赤ちゃんが朝鮮人に嫌がらせされないように村人は箱に赤ちゃん入れ、川に流し、それを別の村人が救ってくれ桃太郎となったとか。成長した桃太郎は恨みをはらすために鬼である朝鮮人を退治するために岩殿山の洞窟へ行くのだとか。

色々言い伝えありますね〜

鳥沢駅から徒歩1時間。
素敵な案内板
ひょっこり富士山に期待高まる
へとへと
登山口到着!

ここからスタートなのに。

いい天気
でも、鼻水。。。。。なぜ?
1時間半か
急登キツかった
稜線へ出た
多少雪あり
山頂到着!!
秀麗富嶽十二景

次の百蔵山へ縦走します。
1時間半かな
ダンシングツリーに応援され
頑張れる
山頂到着!秀麗富嶽十二景

ここでランチしよー

手作りおにぎり
とてもいい1日でした~
なぜか?トトロが
登山口にある?

雑学3
大月 桃太郎伝説とは・・・・
大月エリアが「桃太郎伝説」と関りがあるのかというと、地名ですね。
【きび団子】談合坂(団子坂)、【犬】犬目、【鳥】鳥沢、【猿】猿橋、【モモ】百蔵山、【鬼】九鬼山
これだけ地名が揃っている場所は他の地域(岡山、愛知など)と比較するとココだけです。
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■では、伝承の内容とは・・・
百蔵山麓の桂川を流れてきた桃から生まれた桃太郎が、犬目で犬を、猿橋で猿を、鳥沢で雉の家来を見つけ、南の九鬼山にいる鬼を退治したという言い伝え。

※以下、「大月桃太郎伝説」の引用
①百蔵山の桃の木から落ちた大きな桃の実は、「どんぶらっこ?どんぶらっこ?」と葛野川から桂川に流れ鶴島に流れついたそうな。
桂川で洗濯をしていたお婆さんは、働き者のお爺さんに食べさせてあげようと持ち帰りました。
大きな桃の実を割ってみると、なんと不思議なことが起こったのです。
中から元気な赤子が飛び出してきたのです。
老夫婦は元気な赤子に「桃から生まれた桃太郎」と名付け我が子として育てていくことになりました。

②立派に育った好青年の桃太郎は、岩殿山に住む鬼が村に下りては人々を苦しめている噂を聞き、鬼を懲らしめる旅に出ます。
鶴島から野田尻宿の団子坂(談合坂)を超えて、犬目宿では犬をお供に、鳥沢宿では雉をお供に、猿橋宿では猿をお供に加え、いざ岩殿山に向かいます。
お供の大活躍で岩殿山周辺の村々は平和を取り戻しました。

③見事な活躍をした日本一の桃太郎と仲間たち。多くの村々で感謝をされる帰途の中、見上げた日本一の富士は、夕映えの美しい桃色に染まっていたそうな。
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それでは、雑学を学んだので伝承がある「百蔵山」へみなさんも登ってみよう!!