4月15日を迎えました。夜半には家が飛ばされるんじゃないかと思うほどの暴風雨で寝付くのも遅くなり、熟睡もできないまま朝を迎えました。カーテン越しの外からは風の音は聞こえてきません。その代わり、雨はジャンジャン降っています。
体育館でお仲間さんたちと合流し、雨の様子を気にしながら長袖にするか半袖にするか悩みながら、昼前から気温が上がるとの予報を信じて半袖で走ることを決断。そして外に出てみれば、雨は止んでいます!野球場で軽くウォーミングアップしてから、いよいよスタート地点に整列です。
世の中、そんなに甘いものではありません。天気予報もやっぱり当たります。スタートの時間が近づけば近づくほど雨脚が・・・。いいよ、雨は去年の富山で経験済み。午前8時30分号砲!もう後戻りはできません。制限時間5時間。鈍足ランナーには厳しい制限時間。関門閉鎖時間との闘いの5時間の始まりです。
スタートゲートを通過するのに8分ほど。予想よりちょっと早く通過できました。ここを少しでも早く通過できると関門突破も気持ち的に楽になります。
最後尾から走り始めたはずのQちゃん。今年もあっという間に抜き去っていきました。さすがに速いなぁ~。
善光寺手前では昨日一緒に食事をした友人が応援に出てくれていました。雨の中ありがとう~。そして門前の気持ちいい下り坂。テレビ信州の伊藤秀一キャスターがハイタッチ応援してくれていた。気持ちよく走っていたのですが、冷たい雨により少しずつ尿意が・・・。3日間禁酒&当日の禁コーヒーの努力も功を奏さず。。。
「よし、行こう!」
午前5時。マイカーで長野市の指定駐車場まで移動。駐車場に着くころには傘もいらないくらいに雨は小降りに。そして一番心配だった風は吹いていません。駐車場からはシャトルバスでスタート地点の長野運動公園へ楽々移動です。






戦線離脱。トイレの数が多いところを狙ったのですが、同じことを考える方も多く大行列。待ち時間4分。スッキリしたらあとはがんばって走るだけ。ここで済ませておいたら、この後はゴールまで大丈夫でした。走る前に水分取り過ぎなんだろうか?
エイド給食もバッチリ。今年のおまんじゅうは桜色のおまんじゅうも用意されていましたね。どちらも美味しかった。バナナ・梅も美味しくいただき、とてもありがたいハーフ過ぎの栄養ゼリーの配布。さらに降り続ける雨の中、沿道に出て大きな声で声援してくださる長野市民の皆様。いろんな力をもらいながら後半戦の難所と言われる「ふたこぶラクダ」の坂も乗り超え、堤防道路へ。「祝!追い風!!」びっくりするほどの強風ですが追い風方向なので助かります。追い風は約2キロ。
34キロ過ぎ、岩野橋を渡って対岸へ。今まで追い風だったので折り返したら向かい風になるのは当然。ここから4キロは向かい風との闘い。さらに雨に打たれた後の風なのでメッチャ寒い。しかも堤防上なので心が折れそうな光景が続きます。しかし、ここまで来て諦めるわけにはいきません。もう必死です。
無事ゴール!去年よりはわずかに14分ほど時間短縮することができました。あ~良かった。フィニッシャータオルと完走メダルを掛けてもらい完走できた喜びをかみしめます。
長野の皆さん、ありがとうございました。ボランティアの皆さんも雨の中でしたが本当にお疲れさまでした。20回記念大会、無事に完走できました。ありがとうございました。



