昨日、東北電力さんが(地元の営業所の方)値上げのお願い文とシュミレ-ションを持って来社した。
「被災企業の救済処置はないいのですか?」との問いに、電気事業法と言う法律があり(万民に平等に,,的な内容だそうだ..)出来ないとの返答。
まあ、やって来た社員の方も、有る意味気の毒なので、それ以上は言わなかったが..
ハッキリ解ったのは..
「国(政治家)は、この事を解っていながら法律を変える訳でもなく、特例法を作る訳でもなく、見て見ぬふりをしている!」と言う事だ。
何が「絆」だ! 「被災地の復興無くして日本の復興は無い!」..とかなんとか言って..
やい!政治家!!いい加減にしあがれってんだ!!!!!
いったいどの口が言っているんだ!(`´)
製品価格に転嫁するなんて出来ないし...どうやって電気の使用量を減らすか、真剣に取り組まなければならない。 でも..15%って..いったいどうしたら(・。・;
被災地企業が背負う十字架がまた一つ増えた。
(これまでの十字架と、これからの十字架)
●震災で多額の資産を失った。=金融機関からの信用も薄くなった。
●事業再開のため、、、夢中で初期投資をした。
●グル-プ補助金が70%出るとの甘言に乗り、新工場への移転を決めたが、実質は40%。
(2011年10月基準の補助金申請額がそのまま対象にされ、その後の大幅アップ分は泣き寝入り状態。)
数億円単位の借入金増。
※銀行の協力なしには、事業継続が困難→協力を得られず、既に2~3社が倒産した。
●震災後、大幅な売り上げ減(・。・; 福島原発の風評もあり、震災前の80%が良いところ..
戻る気配は一切なし。
●深刻な人手不足→賃金上昇
●急激な円安によるランイングコスト増(ガソリン、重油、輸入原材料の値上げが相次ぐ..)
そして..これから...
●電気料金の大幅値上げ
●消費税率引き上げによる消費の減退
「被災地切り捨て」は現実問題です。
ポジティブに進もう!とは思っても..満身創痍です...