カラスとセミ…3恐る…恐る近づくふっと足を止める勝者の目を見つめカー、カー、カー一歩、一歩、一歩勝者のカラス残骸のセミをくわえ頭を縦に振る怯えるカラス口を大きくあける線路に電車の音フィっと横向いて咥えていたセミの残骸をその開けた口に入れたあっという間に最後の残骸が消えた2羽のカラスがトコトコたと歩きパタパタと飛び去った