症状
1.多発性筋炎・急性間質性肺炎
・ 階段を昇るのに1階から2階まで途中休み休みしないと昇れない。
・ マスクをしているだけで呼吸困難となる。
・ 筋力の低下
・ 指が腫れて、曲がらない。等、症状が発生
・ CT、レントゲンで肺を見ると、最初は肺の下部だけが白かったが、
急速に進行し、全体が真っ白になった。
(肺機能が50%以上落ちている状態)
・ 血中酸素濃度が安静時に90以下に下がる。
(補助酸素の使用)
2.膀胱炎
・ 1週間以上、真っ赤な血の尿がでた。
・ カメラを尿道から入れて、膀胱内を見たら、真っ赤に腫れあがっている。
3.カンジタ
口の中の上部にざらついたものができた。(カビが発生)
4.吹き出物(にきび状のもの)
全身に発生
治療による症状の改善
1.CK値 MAX4400から29まで下がる。現状は100以下。
2.指の腫れはパルスで治まる。
3.補助酸素は2ヶ月ぐらいかかったが、肺機能がある程度回復し、外れた。
4.膀胱炎も症状は治まった。ただし、血液反応でアデノウイルスは陽性。
5.カンジタはファンギソンシロップで治ったが、また、すぐに出来る。
何度か繰り返して、今は症状は出ていない。
6.吹き出物は錠剤と塗り薬を使っているが、少し改善。
今、CK値は悪くないが、筋炎の症状が出ていて、ドクターは筋炎が不安定な状態にあり、再燃している可能性が高いとの判断をしています。
悪化したとき、急性間質性肺炎の再発、またパルス治療をしなくてはならなくなった場合の副作用(易感染)を懸念しています。特に、易感染では、アデノウイルスがまだ陽性反応を示していますので、全身に回らないかを心配しています。新型インフルエンザにもかかりやすくなります。
筋炎の再燃が悪化すると、リスクが高くなるため、絶対安静の入院です。