乳がんと宣告されてしばらくは、
生きているのに現実感がないような気分でした
鬱の経験があるので、
生きているのに死んだような感覚は何度かありましたが、
現実を現実として受け入れたくない感じというか。
受け入れてしまったら自分が壊れてしまいそうで、
どこかで考えないようにしていました。
でも、検査が進んだり、手術が近づくにつれ、
どうしても考えなければいけなくなります。
悲しくて悔しくて、怖くて
涙が止まりません
家族に話すのもなんだか申し訳ないし。
もちろん、みんな話を聞いてくれます。
でも、ずっと吐き出すわけにもいかない。
相手の気力も奪ってしまいそうで、申し訳ないから。
そこで、思い出したのが、この「アメブロ」です。
乳がんといえば思い出すのが、小林麻央さん。
当時、罹患されたこと、そして訃報のニュースにとてもショックを受けました。
悲しいけれど、麻央さんが残してくれた生きた証のブログ。
それのおかげで救われた方もたくさんいると思います。
私も、こうやって気持ちを吐き出すことで、少し楽になれています。
その場所があるよ、と教えてくれたのも、麻央さんだと思います
ずっと心の中で生き続けています。
そう思うと、死ぬことはそんなに怖くないことなのかなぁ・・・
ううん、やっぱり怖いものは怖い。