紅麹で思うこと

私も若い頃、サプリ
愛用してました
サプリ以外でも今も医薬部外品も
使ったりしてますほっこり

サプリが良い・悪いと
言いきれない部分もあります
がん患者の約半数はサプリを
購入した経験があります

『あなたは一生治らない。』
と言われたら
代替補完医療に走らざる得ない
気持ちもとてもわかります

精神面での支えだったり
これ飲んでるから元気とか
バロメーター的に使う人も
いらっしゃると思います

サプリが悪いわけではなく
使い方や情報の見極め方を
学ぶことが今の時代
求められているのかと思います

基礎疾患がある方は
やはりサプリ(健康食品)を使用する場合
主治医の先生に相談したり
こんなサプリを飲んでいますと
相談することが大切かと思います
良かれと思ったことが
治療の妨げにもなることも
あるかと思います

下記画像は消費者庁より



サプリ=食品ですが、
医薬品〉
特定保健用食品〉
機能性表示食品〉
健康食品

その成分が長期間服用することで
緩やかに作用するもので
何がしかの影響は受けると思います

特定保健用食品は一定の有用性を
消費者庁が認めており
事業者によって人での試験が
実施されていますが
機能性表示食品の厄介なところは
試験もせず論文ベースでも
機能性を謳えてしまう
ところにあると思います


勝手に出してしまいますが…



商品名で痩せることをイメージさせる
ダイエットシリーズと小さく書いてある
美味しそうな食事をなかったことに
するような連想をさせるパッケージ
めっちゃ企業はそこに注力して
デザインを考えます

食事の糖や脂肪の吸収を抑えます!

実は、一言も痩せる・痩身とは
言っていないんです

というより
言えない・謳えないのです
薬ではなく、食品だからです
薬ではないので、逆に『痩せる』
ものを誰もが手に出来てしまうと
劇物で飲んですぐ死に至ることだって
あるので、即効性のあるものは
そもそも販売が出来ない


上のダイエットサプリの
機能性表示が認められた
社内での人試験の結果
なんとなくそれっぽいけど
よーくみると
健康な日本人成人男女40名
女性20名…
たかだか40名の結果よ…
酷いと社内試験すらせず
論文ベースだったり…
しかも日本人向けに販売しているのに
外国人での試験であったり…
あと気になるのは、
サポニンなのか
桑の葉なのかキトサンなのか
何の成分が機能性表示として
謳えるのかが曖昧なのも気になる


栄養機能食品は更に面白い

名前よ昇天
カロリーが気になる
スリムをキープ

パッケージで連想させているだけで
1ミリも痩せるなんて書いてない笑
たくさんの成分が入ってて
一度に取れてお得だし
なんか体に良さそうと思ってしまう

人間の脳内変換って
自分の見てきたものの経験値
願望で180度見え方が変わるから
面白いなと思う

ねじ曲がった性格してる
私はつい疑ってみる癖が真顔


もうこれなんか
ギャグだろ?って思うのです
とりあえずコレって笑
むしろ飲みたくなるわ
私はコレで会社を辞めましたみたいに
私はコレでやせましたとか
言ってみたい


これに至っては
とうとう願望一択のパッケージ
ある意味、清い
痩せるとは言っていない
やせたいねんって笑
面白すぎる
作った人面白すぎる


企業のCMの作り
薬機法ギリギリのところを狙って
謳える文言をやっては試してます
実はいたちごっこ
最近、あの企業のCM見ないなー
って思ったら、消費者庁から
指摘受けて丸とCMの作りを
変えてきよるのだ

良く高齢者が元気に歩いているCM
あれで歩けたら医師はいらない
ただ、不足しがちな栄養素を補う
という意味では緩やかに作用して
実際楽になる人もいることも
否定は出来ない
(因果関係は不明ですけど)
だから、
サプリメントが駄目って訳ではない
あと…一般的に販売している
多くの健康食品は未病の人向け
なんとなく不調、なんとなく違和感
◯◯が高めなど、健康な人向け
決して、病気の人を対象にしていないので
特にがん患者は飲む際、要注意





厚生労働省のeJIMは参考になります
情報の見極め方について書いてあります
紅麹の問題が起きたから
サプリ・健康食品=悪という
ことではなく
自分で情報を見極める力が
今とても求められているということ
更に鵜呑みにせず、自分の体調の変化に
日頃から目を配ることも大事なのかと
がんになった一患者としては、
改めて感じるところです


イージムのがんの補完代替医療の
ガイドブックは一度見ておくと
いいですよ




補完代替医療をしている7割が
効果もわからず1ヶ月5万7千円も
投じているという
やはり健康になりたい
がんを無くしたい
少しでも長く生きたい
家族が勧めるから
心配させたくないなど
様々な背景があるんだと思います

心の隙間にすっと入ってくるんだな



気軽に主治医の先生に
『こんなサプリあるけど
飲んでもいいですか?』って
聞けるといいよね

怒られるかもしれないから
言うのやめようじゃなくてさ
言うのはタダだし
怒られたってケンカしたって
やっぱり自分の体ですし
主治医の先生と二人三脚で
治療しないと上手くいかないので
隠さず相談することが
大事かと思います 

逆に医師なら
なぜそのサプリを患者が飲もうと
思ったのか質問してくださると
思いますよ

精神的不安があれば
そこに対しての治療も
一緒に考えてくださるきっかけに
なったりしますしね

ちなみに
私はしちめんどくさいので
サプリは基本飲まないです
最近は喉もバカになっているので
あんまりたくさんのタブレット 
やカプセルを飲むと
すぐむせるから
たまーに青汁飲む位かな

昔はアトピーを治したくて
様々なサプリを良く飲んだけど
やはり何に効いてるかさっぱり
わからなかったので
30代で全部やめちゃいました
お金もないしね

化粧品、医薬部外品なんかも
なかなか面白いです
ドラッグストアに行くと
パッケージを見て楽しんでます

逆に捉えると
サプリや化粧品は今の流行が
とってもわかりやすい
時代を映す鏡みたいなもんですね

みんなの願望や悩みの集大成
サプリも医薬部外品も
上手く付き合えれば
その人にとっては良いものかと
私も医薬部外品で使ってるものも
たくさんあります
それ塗ると肌の調子が良いので





私の書いたものも
医療者ではなく、乳がん経験者として
の一個人の感想なので
これは眉唾な記事かもしれませんし昇天
全てを鵜呑みにしないよう
柔軟に&自分の体&主治医に相談してね




やはりアップしてきた押川先生笑
以前から補完代替医療について
アップしてますからね
最近、YouTuberぶりが加速してないか?
初期から観てる者としては
昔の方が本筋で良かった

はまって困る夫からの相談
今後このお父さんが相談に度々登場し
私はお父さんが気になって
仕方なかったな笑
この頃の動画を観ると
乳がん罹患した頃良く観ていたので
懐かしいもあり、チクチクと胸がするな