ウギャァァアァ‼️荒れると言っていたけど、まさかこれ程とは‼️‼️💢
しかも、こんな天候なのにカッパを積むのを忘れて傘を差しながら歩いてますけど、これじゃ一瞬でパンツまでビシャビシャですがな…。
さらには…
キノコが全然生えてねぇーーー‼️💢
いついかなる時でも生える、逆境にも強いあのドクツルパイセンですら全くと言っていい程生えてませんからね。
とはいえ来てしまった以上、やるしかあるまい!って事で標高を1500m付近から上げていきます。
すると1700m付近で
ようやくタマゴタケを発見…。
これはマズイ展開ですよ。けれど諦める訳にはいかんのです!まだまだ上を目指します!!
そして1900m付近に差し掛かると…
やっとこさ採れそうなハナイグチをGETです。
ここまで来るまでにも、ちょいちょい生えていましたが、ほぼ単生で傷んだ物ばかりでしたからね。でも一本でも採れる物があると分かれば気合いも入りますよ。
ちょうどこの辺りからキノボリイグチやシロヌメリイグチも出て来たので、飽きずにもっと上を目指して行けそうですし。
そして2000mを越えた辺りからは
オニナラタケや
ヌメスーなどがあっちこっちで見つかるようになりましたが、幼菌のまま絶命or老菌でボロボロの個体ばかり。
唯一、キハツダケなら採れそうなのがポコポコ生えていましたが、ちょっと採る気にはなりませんねぇ。
う〜ん。連日の猛暑の影響かもしれませんがなかなか酷い状況ですな。
こうして2300m付近まで上がってみたものの、この時期に富士山で見つかる代名詞ともいえるキノコ達、例えば松茸、ミヤマクロカワ、ツガタケ、ホウキタケ、ヌメリササタケなどなど一杯あるはずなのに、ほとんど見つけられないまま下山の運びとなるのでした…。
ショウゲンジなんて、こんだけ歩いて1本ですからね1本。もう笑うしかないっす。(笑)
しかし、ただでは帰りません。ハナイグチはポツポツと生えていたので、大蛇行しながら少しぐらいは採って帰ったりますよ。
そんな時でした…
ホテイシメジなら一杯生えているんで、こうなったらホテイシメジのおろしポン酢をアテに今夜はビールを飲みまくったろかいと思っていると、なんか凄まじいオーラを放っているキノコが遠目に見えたんです。
慌てて近寄ってみると…
なっ…!?なんだこの未確認飛行物体みたいなサイズ感は…。オオモミタケか?いや…この香りはまさかッ!?
ここここここここここここここここここ
ここ掘れワンワン‼️‼️
うぉおぉおおお‼️💢
おめでとうございます‼️ありがとうございます‼️‼️💢
しかも、一撃必殺ってぐらいデケェ…。こんなんスーパーじゃ見た事ありませんよ。
って事でハナイグチはどうでもよくなりスキップで下山です。
ただ、いくら富士山といえ自分の力量も考えず無理をしてしまったせいか、下山途中で頚椎と腰椎が大破してしまい、ヨチヨチ歩きでなんとか車に戻るも17時でした。あのままハナイグチ探してたらヤバかった…。
反省。
〜本日の成果〜
・タマゴタケ
・ナラタケ
・ハナイグチとヌメリスギタケ
・お松様
もちろん皿の重さを抜いてのこの重量ですけど、ワタクシは初松茸ゲッチュなので良くわかりませんが、老菌だけどかなりデカい方じゃないんですかね?
いやぁ〜、それから5年ぶりぐらいに松茸ご飯を食べたような気がしますが、やっぱりキノコ飯の最高峰といわれるだけはあると痛感しましたよ。
以上、一時はキノコハンターの引退すら脳裏を過った厳しい戦いでしたが、終わりよければ全てよし!って事でまた来週〜。