希望は心の太陽だ!参院選勝利、悶々としてましたが大勝で俄然元気になりました。 | まるちゃんの囲炉裏談議

希望は心の太陽だ!参院選勝利、悶々としてましたが大勝で俄然元気になりました。

 ここまで大勝するとは思いませんでしたが、チラシ配りに廻っていて手ごたえは充分でした。  

 経済が自由主義経済ですから、政治は「富の再配分」と言うように、平等に重きを置くのが原則です。しかし小泉政権以来ここ6年間は経済も自由、政治も規制緩和、民営化で自由に重きを置いた政治になり、富める者と貧しきもの、都会と地方など格差が広がりました。

 世界で戦後60年近く、一党独裁が続いているのは中国、北朝鮮の共産党と自民党だけであります。

 北朝鮮は特に強権的で論外ですがあそこを見ればお分かりのように、国権と言う大きなものにライバルと言えるものがいないのは非常に危険です。とてつもなく大きな権力に対してものをいう事や、又反対!と行動を起こす事は大変なことであります。

 自民党は幸いにも高度経済成長という波に乗り、都会は自由貿易の恩恵で栄え、農村には食糧安全保障にも繋がる農林業振興の名の下に、米の値段を上げたり、公共工事をばら撒き、金権力で都会にも田舎にも喜ばれる政治ができました。

 しかし金権政治に歯止めを掛けられず、田舎では特に建設業者はじめいわゆる政官業癒着になり,国には800兆円(地方自治体分を含む)と言う天文学的な借金が残りました。

 こういう暴走ともいうべき政治に、歯止めを掛けるべき、14年前の細川政権は奇跡とも言うべき一筋の光でした。

 政権交代可能なシステムの為の小選挙区制、そして政権与党には何千億円と言う企業献金が集まりますが、野党には企業献金も集まリせん。それと企業の献金に過度に頼らなくていいように政党助成金が創設され、それがジワジワと10年の歳月をかけて、世界基準の自由か平等かの二大勢力による政権争いができるようになったのです。

 田舎にあって、一人の町議会議員がドン、キホーテみたいなもんですが、私は自民党から新自由クラブ、日本新党、新進党そして民主党と歩いてきました。その間、選挙に9回立候補しましたが、一貫して訴えたのは地方自治においても同じこと、政権交代可能なシステムの構築、ライバル勢力の必要性でした。

 その戦跡は4勝5敗と芳しくありません、そして自分に自信を失い、戦う気力が失せ、悶々としていました。参院選までは事務所を残し、その後は経済的なこともありどうしようかと思っていました。

 評論家は参院選結果を、自民党の敵失であり、民主党が選ばれたわけではないとか言いますが、国会議員から私のようなものまで二大政党制、あるいは二大勢力による政権交代可能なシステムの構築に賭けた人々の熱意が、平等に重きを置く民主党を育て、今回の勝利となり、今後ともこの枠組みは簡単には壊れないでしょう!私の心に再び希望の灯がともりました。