① 岩間山 正法寺=岩間寺(西国12番) | ぷち旅日記

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いろんなところへ出掛けた時の備忘録

2016年10月8日(土)から10日(月)の3連休に、滋賀県の西国札所巡りに行ってきました。ルンルン
ルートを決めるため、札所の巡り忘れがないか確認してみると、
大津市にある第十二番札所 岩間山 正法寺へ行ってないことに気付いちゃって大慌て!アセアセ
まずは、その正法寺から巡ることにしました。

 

参拝日 2016年10月8日 土曜日

 

出発は朝6時過ぎ・・・滋賀県大津市の正法寺を目指します。やる気犬
正法寺は、“岩間寺”で知られているらしいので、以下から岩間寺としていきます)
大阪の太陽の塔の辺りまでは、順調にきましたが、車ぶ~・・・(車)。

  
しばらくすると、不気味が表示が・・・↓あら

        
まぁ10月3連休だから仕方ないと開き直り、石山ICを出たのが9時30分。

  
                        (あれ?そんなに混んでなかったような・・・?おまめ
そこから山道をどんどん進み、9時40分ごろ岩間寺へ到着しました。

           
岩間寺は、泰澄大師元正天皇の大病を法力で治した功により建立された勅願寺です。
岩間山の桂の木で千手観音像を刻み、元正天皇の念持仏を胎内に納め、本尊としたそうです。
このご本尊さま、毎夜厨子を抜けだし、苦しむ人々を救うため地獄を駆け回り
汗びっしょりになって戻られたという伝説から『汗かき観音さん』と呼ばれているそうです。


参道手前の駐車場に車を停めて、そこから歩いて本堂へと向かいます。歩く・・・

  

            
歩き始めてすぐに大きな木が立っていました。*はっ

           
この木は、“お迎え樅(もみ)”というらしく、樹齢200年で高さは約18mもあるそうです。おぉ!

さらにもう少し歩くと左手に鐘楼観音さまが祀られていました。

      

               
向かって左側は、聖観音さま

                    
そしてこちらは、ぼけ封じ観音さま

         
その手前には、佛足石が・・・↓

      
この佛足石の下には、近畿十楽観音のお砂が納められているそうです。ニコ
鐘楼は観音像の後方にある階段を上ると撞けるようになっていました。

         
そこからもう少し下った左側には、白姫龍神が祀られてしました。*はっ

  

           
泰澄大師が加賀の白山で修行中にであった白山妙理大権現を勧誘されたのだそうです。
この白姫龍神を女性が手を合わせると身も心も美しくなると伝わっているんだとか・・・。顔
                               (ならばと、必死に拝む私・・・祈
本堂へは、ここから奥へと進みます。

    
山門はなく仁王像が安置されていました。
こちらが、境内全景図↓(文字は見づらいですが・・・)

     
仁王像の間を通り、参道を歩きます。

      
すると、前方に小さなお社が祀られる大きな木が立っていました。*はっ

           

                 
このお社は、稲妻龍王社で、雷難・火難を除き大魔から守ってくださるそうです。ほー

        
後方に立つ大樹は、樹高26m、幹周り3.68mもある樹齢450年の銀杏(イチョウ)だそうです。

             (←後方に回って・・・カメラ
その銀杏の木の手前左側には、大師堂

     

               
開山泰澄(たいちょう)大師と宗祖弘法大師が祀られています。お願い
大師堂向かい側には、休憩所(客殿)とよばれる建物が建っていました。

      
ここにも仏さまが祀られていたので、中に入り参拝することに・・・。
こちらは万体観音

   
そして、こちらは真言八祖

           
真言八祖とは、インドで生まれた密教の正統が九世紀の初めに空海に受け継がれるまでの
三国(インド・中国・日本)八代に及ぶ祖師のことだそうです。おぉ!
また左側に広間には、ほうろく灸ぼけ封じ観音が祀られていました。

        
毎年5月と10月の17日には、ぼけ封じ祈願法要が行われているそうですよ・・・。ニコ


休憩所を出て少し奥には、不動堂がありました。

   

ここには、重要文化財となっている不動明王二童子像のほか、
薬師如来坐像・阿弥陀如来坐像が祀られていました。お願い

              
この不動堂の横には、『芭蕉の池』と呼ばれる小さな池↓

    
松尾芭蕉が、あの有名な『古池や蛙飛びこむ水の音』を詠んだと伝わる池だそうです。おぉ!
その池のすぐそばに本堂がありました。

 

         

参拝するため本堂内へ・・・

  

           

                 
本尊は、当初元正天皇の念持仏を泰澄大師が刻んだ胎内に納めた千手観音像でしたが、
現在はその胎内仏が三重の厨子に納められてているそうです。お願い
その像は、高さ15㎝ほどの金銅千手観音立像で、秘仏となっています。
参拝後、本堂内の納経所で入山拝観料500円を志納し、パンフもいただきました。

     

       

そのあとご朱印もいただきます。
西国第十二番札所 岩間山正法寺(岩間寺)

   


本堂内には、瓢箪に願いを封じるひょうたん祈願や、

       
びんずるさんも安置されていました。

           
本堂から西国三十三ヶ所の観音さまが祀られる観音堂へ・・・

  

              
こちらが、観音堂

     
キラキラ金色で眩しいくらいです。うー
再び本堂へ戻り、授与品を見ていると、白姫龍神の御朱印があることを知りいただくことに・・・。

          
本堂の向かいには、夫婦桂と呼ばれる大きな木が立っています。おぉ!

               
泰澄大師がこの地に行脚された時、桂の大樹内より千手陀羅尼経が聞こえたので、
その桂の木で、千手観世音・吉祥天・婆蘇仙の三尊を刻まれ開山されたと伝わっていますが、
この桂は、その子孫とされ、ご本尊出現之霊木として祀られています。ほー
そのそばには、護法龍王拝殿

      
九頭龍龍王・白龍龍王・七面弁財天が祀られ、長寿の御利益をいただけるそうです。
さらに奥に進むと、桂谷大樹(大樹群)があるようなので、行ってみることにしました。ゴー!!
                                            (ここから90mほどらしいので・・・苦笑い

    
少し歩いたところに、八大龍王堂

  

          

               
そしてそこから少し下方を見ると、護法善神遥拝殿らしきお社がありました。*はっ

        
どうやらそのあたりが、桂谷大樹群のようでしたが、

ぐるっと回り込んで下りていかねばならないようだったので、私たちは、ここまでとしました。苦笑い


その場でUターンし、本堂前へと戻ります。

   

           
駐車場へと戻るのに今度は、不動堂そばの石段から戻ることにしました。

               
石段を少し上ったところには、五社権現堂がありました。

        
ここには、岩間山護法善神が祀られています。

   

                  
平成6年に再建されたそうなので、きれいなお社でした。
そこから駐車場へ向かって歩いていくと、鐘楼のそばへとたどり着くようになっていて
最初に見た“お迎え樅”のそばを通り駐車場へと戻りました。のほほん

        


時刻は、10時30分
この岩間寺の近くにある石山寺へは、以前参拝したので、
次は西国三十一番札所長命寺へと向かいます。やる気犬

 

               

                          姨綺耶山 長命寺(西国31)へつづく・・・。