2匹の仔猫を保護した同じ時間帯

普段は来られない時間が
またしても偶然に空いた

「チャンスか!」と前回のように
意気込むこともなく
ダメでも行ってみよう…と

現場に着いて
ママちゃんが真っ正面で対峙
小さい影と大きな影が去って行った

小柄なママちゃんは
ずっと唸っていて一歩も動かない

ドライフードをそばに投げると、食べる

少し離れた所に見える
小さい影の動きを見ながら
捕獲機を置いて待機すること数分


3匹目の茶トラ仔猫ちゃん
ごめんね。安全な所に行こうね。。




もう仔猫はいないかな…
でも、去って行った大きな影は
パパ猫かも知れない、行ってみよう

誰もいないかもと思ったら
ママちゃんが同じ場所にいて
さっきよりも低姿勢で大きな唸り声

飛び付かれるかも…
そっと捕獲機を置いて待機
ほんの数分後

「ギャッ」と言う声
近付くと暴れて唸っている
(仔猫じゃない…?)


ママちゃん?!?

手元だけをそっと動かして
少しめくって撮影
このサビ柄と大きさはママちゃんだ!!!

汗が止まって身震いするほど
びっくりして脱力した


私にとって最良の日となったことは
ママちゃんには最悪の日

試行錯誤した7ヶ月間
遅いのか早いのかも分からないけれど

成猫を受け止める器や場所もなくて
ママちゃんは、地域に放すことになるから
謝る言葉もない

手立ては
もう繁殖を繰り返さないように
手術をしよう。。。