先日映画を見に行ったことで、コナンにハマッている息子。
長男も小学生の頃コナンが好きで、毎年友達同士で映画を見に行っていた。
私はあまり見たことがなく、主要人物がわかる程度。
すっかりコナンが好きになった息子は夕飯時のテレビを
ネトフリでのコナン映画祭りにシフト。
一緒に食べる私も強制的に見ることになった。
アニメそんなに好きじゃないんだけどな~。
月曜から夜更かしか、行ってQがいいな~。
そう思いながら見たら、…面白い。コナン、面白いよ。
「から紅の恋心」(からくれないのラブレター)
「業火の向日葵」
「黒鉄の魚影」(くろがねのサブマリン)
現在ここまで。
昨日の夕飯後、息子、「あ、お姉ちゃんからLINEだ」。
どうしたの?と聞くと、「DAISOで透明ピアス買ってきてほしいって。」
娘は看護学生。おそらく明日実習か何かあって、透明ピアスが必要だけど、
今から自分で行くにはDAISOが閉まってしまうのだろう。
時計を見ると19時半。閉店は20時だ。
行くの?と聞くと、コナンの続き見たいし、寒いし面倒だな~と。
そりゃそうだ、自分で行けないなら娘は諦めるしかないだろう。
「断ればいいんじゃない?」と言うと、「う~ん。いや、やっぱり行ってくるよ。」
「行くの??無理して行かなくても…」と言い終わる前に、
財布を持って息子は出て行った。
食器を片付けていると息子が帰ってきた。
おかえり~、わざわざよく行ったねぇ~と声をかけると、息子は言った。
「何かを選ぶときは、きつい方をとれって本に書いてあった」。
本?本なんていつ読んでるんだ?見たことないぞ?
息子は中学一年生。朝の読みタイムで「13歳の君へ」を読んでいるらしい。
朝の読みタイムは小学生の頃からあって、子供たちは漫画以外の好きな本を
自由に持って行き、数分間読む。
「13歳の君へ」は、中学入学のお祝いに義母が息子にくれたものだ。
その本の中に、息子の心に響くフレーズがあって、
それを一回でも実践できたことは本当に素晴らしいことだと思った。
数日後にはすっかり忘れてしまうとしても。
その後、英語の音読の宿題で、今日は何回読む?と聞いた。
え~やりたくないな~と言ったので、
「2回か7回か、好きな方を選んでいいよ。」と言ってみた。
息子は「2回!!」と言った直後に、「やっぱり7回にする。」と言った。
親である私が、息子が何かを選択する場面で直接、
「そういう時は、よりきつい方を選んだ方がいいのよ」と言うよりも、
自発的に開いた本で読んだからこそ、心に響いたのかもしれない。