松本さんに関する週刊文春の記事に関して、第三者が検証可能な客観的な事実は次の2件である。
△:松本さんによる性加害があったどうか
○:記事に関連する、松本さん個人に対する名誉棄損、誹謗中傷
現時点では、松本さんによる性加害があったどうかは、当事者間の主観的事実は全く食い違っている。
両者の言い分を裏付ける客観的な証拠もなにもない。
しかし、週刊誌、スポーツ新聞、コメンテーター、ネット上のコメントは、憶測をもとに一方的に松本さんを非難している。
当事者でも、公的な機関でもない人々が、営利目的やただ注目されたいという動機で、松本さんのこれまでの言動を興味本位で洗い出し、センセーショナルに書きたてている。
世間の関心は、もはや性加害があったどうかではなく、松本さんの人格を貶めることに移っている。
松本さんの好みや性癖を勝手に公開し、「女性蔑視」、「キモい」、「おもしろくない」などの表現を多用して印象を操作している。
芸能人として、社会人としての松本さんを抹殺するために、多くの人々が血道をあげているのが現状だ。
松本さんが1人の個人として、私生活を暴露され、数千、数万の悪意を一身に受けていることは、想像を絶するものがある。
どのような人物でも、このような巨大な暴力に抗うことは不可能であり、これまでも、国内外で多くの著名人が誹謗中傷によって命を絶っている。
このような集団的暴力が、大々的に行われ、社会的に許容されていることは異常なことである。
週刊文春だけでなく、これに加担して誹謗中傷を行う人々こそが非難され、加害者としての責任を負うべきである。
警視庁「インターネット上の誹謗中傷等への対応」