不育症 公的支援までの道② | 不育症から3 Rainbow Kids mamaになれました◡̈

不育症から3 Rainbow Kids mamaになれました◡̈

2013年に後期流産(死産)と早期流産を経験。不育症検査・治療を経て3人のレインボーキッズのママになれました!
不育症の公的支援依頼活動・天使パパママイベントにも関わります。
お酒・甘いもの・鉄道・地元を愛す保育園ママ8年目・ワーママの日常を綴ります♡

▷▶︎▷▶︎2014年11月


その頃秘かに私がやっていたこと



それは「市のホームページから市への要望を送る」

でした。


私が住む市のホームページには

「市長への手紙」というフォームがあり

市に対しての要望を送ることができます。


そこに不育症への支援と

まだあまり知られていない不育症に対する

周知のお願いを送りました。






ざっくりいうと⋯


【要望1】

私は死産と流産の経験後

抗リン脂質抗体症候群と診断されたが

薬と自己注射での治療の結果

娘を出産することができた。


不育症は適切な検査と治療を受けることで

80%以上の確率で無事に出産に至るといわれている。


しかしそれに至るまでの検査や治療費が高額となり

それが原因で子供を諦めてしまうという例もある。


治療については一部保険適用となったが

検査結果によっては保険が適用されない例もある。


全国で不育症に対する助成制度を持つ自治体は

100を超えたが2014年当時

市でもそのような制度の創設を要望する。




【要望2】

市議会の議事録から『不育症』を検索してみたところ

過去(実際には具体的な会期と議員)

議題にあがっており

実際に周知につながっていた。


当事者からの周知のお願いとして

不育症についてのリーフレットを

市の施設に置いてもらえないか。


リーフレットについては

「不育症そだってねっと〜不育症に公的支援を求める会〜」

が発行している。


https://fuikushou.jimdofree.com/冊子/


から見ることができるが

実際には既に冊子化してあるものを送ってもらう想定。







そしてしばらく経って返ってきた返事には

 こちらも要約です


不育症の検査や治療は心身への負担が大きく

費用に関しても高額となる認識はある。

市では保健師による相談や情報提供も実施しているが

検査や治療のほとんどが保険適用されており

費用の助成を実施する予定はない。


市では、これまで情報提供として

広報掲載・ホームページ・保健師の個別相談にて

不育症についての周知を行っている。


提案の冊子については大変わかりやすい内容だが

不育症に関する自主的な活動は

様々方が実施していることから

市としては特定の団体が作成している冊子を

配布することは難しい。







ほとんどが保険適用だと?

一部だよ一部!!


などなど


いろいろとツッコミどころ満載の回答でしたが

公的支援が実現した今となっては

本当に懐かしいです。



はい。こんな始まりでした()


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


議会で過去に取り上げられた広報での周知について。


どうやら私の前にも同じ声をあげた方がいたようです。


そしてその声を受け止めたある市議会議員さんが

議会で一般質問したことがあったそう。


それをうけて

1度だけ市の広報で不育症の周知が行われたとのこと。


私が「市長への手紙」を送るちょうど1年前のことです。


残念ながらそのママさんは既にお引越しされてしまい

一緒に活動はできませんでしたがぐすん