研修の仕事へ向かう、あずさの中。
改めて、土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」を読みかえす。

改めて、名著。(だと思う!)

 

*基本となる食事のスタイルを持てば、暮らしに秩序が生まれる

 

*一日、一日、必ず自分がコントロールしているところへ帰ってくること

 

*体の中に安定して存在する「安心」となる

 

*生きることの原点となる食事的行動には、様々な知能や技能を養う学習機能が組み込まれている

 

 

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仙台に住んだことで、田んぼや畑や山が近くなり、日々移り変わる、成長する様子を目にしながら過ごし、同時に匂いや空気感までも体感覚としてつかみ取れることで、「私たちも自然の中で生きている自然の一部であること」を、よりリアルに感じるようになりました。

 

 

土井さんの言う、

 

目で見て手で触れて料理をすることで、

人間はその根本にあるものと直接つながることができる。

 

そして、その経験が

想像力、感受性、直感という人生を豊かにする、

心の動きを身につけることができる。

 

ということが、前よりもよくわかるような気がします。

 

 

だからこそ、

五感を使う土鍋ごはん、

基本のごはんをじぶんの感覚で炊く、

ことを伝えたいのだと思います。

 

 

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明日から研修ファシリテーターのお仕事。
人と向き合い、心の機微を扱う仕事。

 

この本を読んで、

土鍋ごはんの活動も、

ファシリテーターという仕事も、

わたしにとっては両輪で、

どちらも大事だと改めて思いました。

 

 

明日からはファシリテーターモードで、参加者といい研修を作り上げたいと思います!

 

リゾナーレ八ヶ岳