知人でとある大学名誉教授のTさんから「もう使うことがなさそうなので,,,」と幾つもいただくことができました。ご自身の研究用のものと学生指導用のものなど様々で,中にはかなり高価なものも。

 有名なガイガーカウンターで,結構高価なものらしいです。左端のキャップの取り外しでベータ線とガンマ線の切り替えができます。うまく使うと逆二条則の確認もできそうです。ガイガー管は大小数本持っているので計測部を自作するつもりでいたのですが,何もできないまま「引退」してしまいました。

 そしてもう一つの目玉が福島の事故の後「流行り」となった線量計を制作してしまう取り組みの一つです。

製品名は「Pocket Geiger type6 」です。Geigerという名前を使っていますが,実際はシンチレーションカウンターです。多くの「自作マニア」が色々と開発していたようで,私もK大学のN先生のグループに参加し,開発に取り組んでいたのですが残念ながら途中で「解散」の憂き目に遭ってしまいました。

 これはスマホ (Android )に接続して使用できるようになっているのですが,そのアプリの供給が止まってしまい,Windows PCでの使用になってしまいます。簡単に使えるものとたかを括っていたのですが,何せ10年以上前の製品で対象となるWindowsも 7 とか 8 のもので説明書通りにはできません。で,わかって仕舞えば何も悩むことなくアプリを起動し,ポートをUSBにするだけでした。

 ここで活躍してくれることになったのは知人から処分を依頼されていた小型のPCです。DELL Inspiron Mini というWindows-7 の今となっては使い物にならないものですが,測定に限定して仕舞えばしっかり活躍できることがわかりました。小型なので持ち運び出来フィールドでの使用ができそうです。

このPocketGeigerは六台も頂き,3台は先日の兵庫物理サークルの例会で参加者に貰われて行きました。あと二台は (このノートPC付き)でお譲りできます。ただし,高校物理の教員,特に兵庫県の方優先にします。ぜひ,,,という人はメールください。コメントでも良いです。

 これら以外には線量計としては

があります。ただこれらは修理が必要であったり取説がないため,お譲りするには少し時間がかかります。エステーの線量計はそのまま使用可能だったため,貰われていきました。

 あとこれら以外にも,いくつかの実験器具をいただきました。

 照度計,ブラックライト,紫外線ライト,蛍光ペン,今となっては入手困難な放射線源の「マントル」,「セラミックボール」,ウランガラスなどなど,,,。まだいくつかは残っているので,ぜひ欲しいという方はご一報を。