先日の岡山でのイベントで知り合った人からいろいろ刺激を受け,私のHP内を少しチェックしながら古いものは書き換えをして行こうとしています。最近は高校物理だけでなく,中学理科も取り入れていこうと考えるようになりました。そこで手始めとして,その昔若い先生から教わったもので,自由落下と水平投射で,二物体が同時に落下することを見せるものを久しぶりに作ってみました。

 説明図は

 (詳しくは「簡単実験の 放物運動」を見てください)

この写真のものは10何年か前に作ったものでどなたかに差し上げてしまいました。今回も黒板に貼り付けて使えるようにするということで,当然「マル棒」を使います。

  マル棒以外は誰でも工作できるように厚紙「板目表紙」を使います。

 厚紙一枚では少し弱いので,適当な幅で2枚切り取ります。

端を少し曲げ,長い部分をノリで貼り合わせます。

折曲げた部分に両面テープを貼り付け,マル棒に取り付けます。先端に落下物体 (硬貨が喜ばれます )を載せる「台」を厚紙の切れ端で作ります。

 使い方は一番上の写真のように2枚の硬貨を載せ,先端を少し弾くだけです。一方の硬貨は自由落下で,他方は水平投射になります。床からの高さを変えても2枚の硬貨は同時に床に落下します。

是非お試しを !!