僕は間違っているのだろうか・・ -13ページ目

僕は間違っているのだろうか・・

思考は膠着状態になったまま自問自答を繰り返す
そしてまた波紋を投げかけるようにキーボードを叩く…
思いつくまま文章を書き連ねているだけのブログです

あれは僕が小学3年生だったころ。

僕の実家は北海道札幌市の端っこの手稲区というところにあるのだが、

当時の手稲区は
民家と野っ原と山と海しかないような
結構な田舎であった。

そんなおり、祖母が大きな病気に罹り
当時の手稲には設備の整った総合病院なんてなかったので
手稲からちょっと離れた
西区の「琴似(ことに)」という街の総合病院に入院することになった。


「ばあちゃん、今度はちょっと危ないかもしれないな…」
親や親戚がそんな会話をしている。

それを小耳にはさんだ僕は、いてもたってもいられず
祖母が入院している琴似の病院に、一人でお見舞いに行くことにした。

当時9歳の僕は、新聞配達をしていた。

僕のうちは母一人子一人。

今でこそシングルマザーなんて呼び方が一般的だが
昭和の頃は「片親」なんてふうに呼ばれいて

今ほど男女雇用が平等ではなかったので
母の収入もそれなりに低く
生活するのが精一杯の状態。

当然、「小遣い」などというものはなかった。

昭和60年前後のこととはいえ
小学生ともなると、友達と遊ぶにもしても
駄菓子屋でジュースを買ったりする小銭は必要だった。

そこで僕は、電話帳を開き
近所の北海道新聞の販売店に片っ端から電話をかけ
夕刊配達の仕事をもらうことができた。

今では考えられないことだが
昭和末期の頃は、小中学生の新聞配達というのは
かなりポピュラーな光景であった。

たしか40部前後の少ない件数だったが
月に4000円ちょっとの給料がもらえた。

子供にしてみれば大金である。

その時もちょうど給料日だったと思う。
新聞販売店から給料袋をもらい
中身が四千数百円入っていることを確認した僕は
車の往来が多い大きな通りに出て
タクシーを拾うことにした。

9歳の僕はまだ電車やバスの乗り方は分からなかったのだが
タクシーの乗り方は、以前に母がやっていたのを観察していて、ざっくりと知っていた。
通りを走るタクシーを見つけたら手を挙げて乗せてもらい、行き先を告げる
目的地についたら料金を払って降りる
たったこれだけなので
小学低学年の僕の頭でも理解できた。

さっそく通りに出て、
タクシーが来たら小さな手を挙げる
だが、タクシーは停まってくれない。

それもそのはず。
小学3年生なんて、まだまだちびっ子である。
そんなのがいくら頑張って手を挙げたって
タクシーの運転手さんは本気にしてくれず、
「どうせイタズラだろう」
としか思われないのである。


1台、また1台
手を挙げてもそのまま通り過ぎていってしまう。

そこで僕は考えた。
さっきもらったばかりの給料袋を手に持って
タクシーが来たら、それを高々と掲げたのである。

まるで、
「ここにお金がありますよぉ~、ちゃんとしたお客さんですよぉ~」
と言わんばかりのアピールである。

すると作戦が功を奏したのか
1台の個人タクシーが停まった。

ガチャッと後部座席のドアが開く。

すかさず車内の乗り込む僕。

すると初老の運転手さんは
「ボク、お金持ってるの?、どこまで行きたいんだい?」
と聞いてきた。

僕は給料袋の中身を全部出して運転手さんに見せながら
「これで琴似の○○病院まで行ける?」
と尋ねた。

琴似までは片道2000円ちょっとかかる。
往復で四千数百円。

給料の額でギリギリ間に合うか、ちょっと足りないかもしれないくらいだ。

運転手さんもそれを頭の中でざっくりと計算してくれて
「ボク、これだと帰りの分まではちょっと足りないかもしないなぁ~」
と教えてくれた。

僕は
「じゃあ、2000円のところで降ろしてください。
そこからは歩きますから」

そう言うと運転手さんは車を発信した。

9歳の男の子が初めて一人で乗るタクシー
車内の様子や車窓に映る景色なんかは
緊張で全然覚えていない。

運転手さん
「ボク、なんで一人で琴似の○○病院になんて行くんだい?
お母さんとかお父さんは?」

大人からすれば子供一人でタクシーに乗って街まで行くなんて
不審以外の何者でもない。

でも僕は素直に答えた
「ばあちゃんが入院してるんだ、

もしかしたら死んじゃうかもしれないんだって

だからお見舞いに行こうと思って」

運転手さん
「でも、それだったら、お父さんとかお母さんに連れて行ってもらえばいいじゃないの?」

「ぼくのうち、お父さん、いないんだ

お母さんはまだ仕事。

帰ってくるの待ってたら病院閉まっちゃうよ

だから僕、一人で行こうと思って」


運転手さん
「そうかぁ、ボク、エライなぁ

ばあちゃんのコトが好きか?」


「……ううん、よく怒られるから

あんまり好きじゃない」

僕は照れ隠しにそんなコトを言ったと思う。


運転手さんは「そうか」とだけ言って
後は無言になった。


ふと気づくと、○○病院の目の前だ

あれっ?料金、大丈夫なの?

一瞬、不安になった。


運転手さん
「さあ、ボク、着いたよ」

病院の入口のまん前だ

僕はおそるおそる
「あ…あの…、いくらですか…」
と訊いた。


すると運転手さん
「あちゃ~!おじさん、メーター倒すの忘れてたぁ~

メーター回ってないから金額わかんないや

今日のところはお金はいいよ」

運転手さんは前を向いたまま頭をポリポリと掻いた。


「えっ!?ホントにいいの?

だって琴似に着いてるんだよ

僕、お金払いますからぁ

僕、新聞配達してるから、お金はあるんだよ」



運転手さん
「それより、ホラ、早く行かないと

病院閉まっちゃうぞ

ささ、降りた降りた」

ガチャっと自動ドアを開けた



「ええ~…、でもぉ~」


運転手さん
「コラっ、早く降りなさいッ

おじさんだって忙しいんだから」


僕はしぶしぶタクシーを降りた

「あっ、ありが…

バタンッブウゥゥゥゥゥゥ・・・・・


結局、お礼の一言も言えず、
そのタクシーは走り去っていってしまった。

今にして思えば、なんて粋な運転手さんであろうか
個人タクシーだからこそ成せるのであろうか

あるいは当時の日本は、
今のように規制やルールでガチガチに縛られていなかった
ゆる~い日本だったからこそ
こーゆー人情話的な粋な計らいができたのかもしれない。

でも9歳の僕は

「いいのかな?もうけちゃったなぁ」

ぐらいにしか思っていなかったと思う。

子供の思考なんてそんなもんである。

今、大人になってから思い返すと
頭蓋骨がひび割れるくらい地面に頭を叩きつけて
お礼を言いたいッ!


そして僕は、その浮いたタクシー代で
ばあちゃんへの見舞いの品を買うことにした。

隣のイトーヨーカドーの入口付近で売っていた

「エメラルド-2000円」

と書かれた指輪を買った。

本物のエメラルドが2000円なワケがない
絶対ニセモノだ

でも子供の僕は
「へぇ~、エメラルドって僕でも買えるんだぁ~」
ぐらいにしか思っていなかった。

まったくアホである。


そして、ばあちゃんの病室へ

「なんだい、アンタ、一人で来たんかぁ?」
ばあちゃんは驚いていた

意外と元気そうである。
僕はホッと一息ついて
入院見舞いのエメラルドの指輪を渡す。

ばあちゃん
「????・・・」

今、考えてみると、
入院しているのに
エメラルドの指輪なんてもらっても
どーすんねんッ

しかも、ニセモノだし

もし、入院患者の婆さんが
ニセモノのエメラルドの指輪をつけて
病院内をウロウロしていたら
間違いなく認知症を疑われるであろう。

そのばあちゃんは
まったくもって危険な状態でもなんでもなく
その後30年ほど生きて
亡くなったのは去年である。
97歳の大往生だ

僕は久々に札幌の実家に行き
孫の筆頭として葬儀に参列した。

仕事の都合もあり、午後には愛知行きの飛行機に乗らなければならない。
そのため火葬までは立ち会えず
告別式の後、僕だけ斎場からタクシーに乗って
最寄のJRの駅まで向かうことになった。

その時、ふと
9歳の頃の、このタクシー話を思い出した。

うちの実家の最寄駅は「稲積公園駅」であるのだが
タクシーに乗った僕は別の行き先を告げた。

「すいません、琴似駅までお願いします」

琴似駅からでも空港行きのJRに乗れるので問題ないのだ。

冬の札幌の冷たい空気を懐かしく感じながらも
タクシーの車中には
おじさんになってしまった僕と9歳の頃の僕を
思い出の中で重ねる僕がいた。

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目次
・ドラゴンゲート-ドラゴンキッド凱旋大会①
・ドラゴンゲート-ドラゴンキッド凱旋大会②
・ドラゴンゲート-ドラゴンキッド凱旋大会③
2016年1月31日

愛知県
東海市民体育館

ドラゴンゲートの
ドラゴンキッド凱旋大会が行われた

この東海市はドラゴンキッドの出身地であり
ふるさと大使なんだそうです

日曜日ということもあいまって
すごい観客数である
満員札止

ドラゲー公式サイトの情報だと
1100人も集まったんだそうですよ


【オープニングトーク】

例によって
最初は菊池さんと八木さんのオープニングトークである。

東海市はドラゴンキッドのふるさとだよー

出身の小学校の生徒もたくさん来てるよー

地元のケーブルテレビも入ってるよー

などなどの四方山ばなし

そして今回、珍しかったのは、

サイクリングヤッホーの事前説明

菊池さんから

非常に成功率の低い、サイクリングヤッホーという技のときに
斎藤ジミー了選手が右手を高らかに挙げて

「みんなで叫べ!」

と言いますので、そしたら皆さん、恥ずかしがらずに大きな声で

「サーイクリーングヤッホー!」

と叫ぶと、成功率が3%くらいあがるよー

いったい裏で当の斎了さんは、どんな気持ちでコレを聞いていたんだろう…


その後、会場みんなでベルセルクへのブーイングの練習

ヒールユニツトのベルセルクが悪態をついたりしたら、
みなさん遠慮なくブーイングを起こしてください。

じゃあちょっと練習してみましょう

レフェリーの八木さん、
ヒールレスラーにに扮して悪態をつく

会場中が八木さんに向かって
Booooo
Booooo

なかなか珍しい光景だ



【第1試合】
ドンフジイ
ハリウッドストーカー市川
ヨースケ・サンタマリア

vs

ジミーススム
斎藤ジミー了
ジミー神田

ハリウッドストーカー市川

普段はあまりお目にかかれないスト市だが
1/19の岡崎大会に引き続き
今年に入ってからもう2回も生スト市を拝見している

ヨースケサンタマリア
ドラゴンゲート唯一のオカマキャラである
奇声が響く
ミニスカート短すぎだ
最初からパンツ丸出しやないかっ

試合開始

マリアと斎了
マリア
「おっけーい」

斎了
「わき毛ー!!」

その後、スト市とススムさんに交代

ジャンボの勝ちがスト市の薄い胸板に炸裂

例によって、開始数分であっさりフォール負け

早々に冷やしてる

ジミーズの勝ち

さー終わった終わった
帰っていくジミーズ

さー帰ろ帰ろ
マリアとフジイさんも退場


お約束の「泣きのもう一回」

今回はみんな快く戻ってきてくれた


スト市
「東海市のみなさーん、行きますよー」
今日は斎了と手つなぎロープ渡り

フジイさん、すいません、そこ、通してください。

スト市の触覚もぎとられて放られる


みんなで叫べ、サイクリングヤッホー
食らったのはマリアだ


うっ・・マリアの顔・・・ブサイク・・



さあスト市、ススムさんを押さた!
マリア、キスの体制に入った!


寸前でススムさん逃げる!

スト市とマリアがキス!

精神的ダメージで戦意消失するマリア


そーこーしているウチにスト市がフォール負けしたらしい…
ジミーズの勝ち



【第2試合】
U-T

vs

Tホーク


U-T

Tホーク


体格が違いすぎる…

試合開始

案の定、U-Tの攻撃はTホークに全然効いていない

そしてTホークの強烈なチョップが炸裂する
パアァァァァァァーーーーーン!!
破裂音である

会場中が
「うわぁぁぁ・・・・」
ちょっとひく

のたうちまわるU-T

その後も健闘するも
TホークのフェイスロックでU-Tギブアップ



Tホークの勝ちー



へ続く


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・ドラゴンゲート-ドラゴンキッド凱旋大会①
・ドラゴンゲート-ドラゴンキッド凱旋大会②
・ドラゴンゲート-ドラゴンキッド凱旋大会③

からの続きです。

【第3試合】
Eita
石田凱士

vs

鷹木信悟
問題龍


オーバージェネレーション
CIMAが先導で登場

オーバージェネレーションになってから東海市には初上陸ということで、CIMAがマイクを握りオバジェネのメンバー紹介をする。

そして、オーバージェネレーションの成り立ちを午後9時頃までじっくり説明を・・・

この時の時間は午後6半くらいだ
今から3時間くらいオーバージェネレーションの経緯を話すつもりらしい

当然、八木さんから「ダメダメ」と言われる

CIMA
「じゃあ8時40分まで」

八木さん
「ダメダメ」

CIMA
「じゃあ8時半まで」

八木さん
「ダメだって」

結局CIMAが
「なんか色々あってオーバージェネレーションができましたっ」
一言で終了。

ベルセルク登場

問ちゃん
すっかり五郎丸ホーズを自分のモノにしている

一番若手の石田凱士から信じられない言葉が

「おいっ鷹木ぃーー、オマエが来いよッ」

鷹木信悟といえば大先輩である

実力差も相当にある

石田、死ぬ気か?

案の定、メタメタである
場外乱闘

鷹木信悟にイスに叩きつけられた石田に
サイバーコングがさらに追撃する

そのままリングサイドのマットに叩きつけられる

うー…
痛そうだ

石田凱士、悶絶である。


リングに戻された石田に待っていたのは
問題龍の反則攻撃だ

なにやらベルトのようなもので首を絞められたいる

その凶器のベルトを
すかさずサイバーコングにパス

サイバー、後ろ手に凶器を隠すの図


その後も集中攻撃を食らいつづける石田

意気込みは良かったのだが
いかんせん実力差がありすぎる…

鷹木の殺人的なパンピングボンバーを2回立て続けにもらい
ぴくりとも動かなくなる石田

普通に手で押さえてフォール勝ち

鷹木信悟の勝ち

実は試合中に問ちゃんの腰のベルトが切れて
終盤ずーっと半ケツで試合をしていた

土井ちゃんにズボンを直される問ちゃん

たぶん土井ちゃん、裏ではめっちゃ優しそうだよね




【第4試合】
戸澤陽
吉野正人

vs

CIMA
山村武寛


戸澤入場

吉野入場

お笑いゲートのベルトを誇らしげに掲げている


戸澤のお約束Y字バランス
おおっ!今日は足が伸びている
実に美しいバランスだ

試合開始

組み合うCIMAと吉野
それを見守る戸澤と山村

でも、このメンツって
お笑い試合じゃないのか?

と思ったら、やっぱり

吉野のコスチュームって
普段は肩ヒモのところを下ろして
腰のあたりでプラプラさせて
上半身は締まった筋肉を露出することによってカッコ良く見えるらしい

CIMAに肩ヒモをしっかり上げられた姿がコレだ

これがちゃんとした着方であるのに
なんか違和感が…
なぜか会場に笑いが…

しばらくこのまま見世物にされる吉野…(笑)


そして今度は戸澤の足に間接を決めるCIMA
おや?吉野がフォローに入ろうリングに入ったけど…

CIMAの胸板にチョップをパアァァーーン!!

「アアア」
わざとらしい悲鳴を上げて後ろに倒れるCIMA
でも、足は戸澤に関節が決まっているから
CIMAが倒れると、そのまま戸澤の間接が締めつけられるッ!
「アアアアアアアアアアァァァァァァーーーーー!!」
本気の悲鳴をあげる戸澤

会場爆笑

これを2回繰り返す
よっしーの、絶対確信犯だ

「お気をつけくだせぇぇぇーーーーい」
山村が宙を舞う
吉野に直撃

その後、山村はリングに戻り戸澤と対戦。
場外ではCIMAと吉野が戦っている

やはり実力差だろうか、
山村は戸澤のジャーマンを連続で食らい戦闘不能に
気づいたら山村のフォール負け

場外で必死に戦っていたCIMA
「あれ?終わったの?」呆気な表情。

CIMAのこーゆー細かい所作がお笑いには重要で
ドラゴンゲートを面白くしているゆえんであろう

そんなわけで戸澤・吉野のモンスターエクスプレスの勝ち


試合後のCIMAのマイクパフォーマンス
感動的な話に持っていって
最後に

「絶対負けんなよディアハーツ!」
ってユニット名まちがってマイク放り投げて颯爽で退場していった…



へ続く


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