実家を出たときの話 | 僕は間違っているのだろうか・・

僕は間違っているのだろうか・・

思考は膠着状態になったまま自問自答を繰り返す
そしてまた波紋を投げかけるようにキーボードを叩く…
思いつくまま文章を書き連ねているだけのブログです


泣きながら実家を飛び出した
あの赤い月がうすら笑う夜から
もう18年くらい経ちましょうか

僕が10代の頃
実家にいるのが嫌で嫌でしかたがなかった
18歳の夏です

「グッバーイ、プリズン」←超カタカナ発音で
と言い残し
実家を飛び出ました
盗んだバイクで走り出すこともなく
夜の校舎、窓ガラス割ることもなく
普通にJRで
1週間分の着替えとか洗面用具を持って・・

家出?

と、思った方、はい、ハズレです

実は、親にナイショで自衛隊の試験を受けて合格していたのです。
で、その日は入隊の日で

ご存知の方もおられるとは思いますが、
自衛隊というところは、最初の3ヶ月くらいは駐屯地の教育訓練施設で寝泊りをして、そこで基本的な体力づくりや学科・技術を学ぶんです。
ポリスアカデミーみたいな感じですね

最初の1ヶ月くらいは基本的に駐屯地の外へは出られません。
1ヶ月後くらいからボチボチ時間制限つきで外出できるのですが
最初は5時間とかなので
当然、実家に顔出すなんてこともできません。

そんなわけで今日から駐屯地というところで集団生活をする
僕の悲しい2年間の軍人時代の幕開けの日でした。

親にも一応、一言だけ言っときました

僕「あ、そーいえばオレ、明日から自衛隊に行くからー」
母「夜ゴハンは?食べてくるの?」←よくわかっていない
僕「うん、たぶん半年くらいゴハン食べてくるんじゃないかなー」
母「何をわけのわからんことを・・・???」

そして、家を出る

母「あんた、遅くなるなら電話しなさいよ」←まだよくわかっていない

そして
2日経ち・・
3日経ち・・
1週間経ち・・

全然実家に帰ってこない僕を
いい加減心配してか
オカンは警察に捜索願いを出しましたとさ

すぐに見つかりましたよ
駐屯地でね

警察からの電話では
「お母さん、オタクの息子さん、今、自衛隊で教育訓練中だよー、そりゃ帰ってこないでー」
母「えっ、自衛隊って帰ってこないですか?」
警察「・・・・知らんのかいな」

で、3週間後くらいに
駐屯地に面会に来まして
営門の横の小屋みたいなところが面会場所です

ボーズになった僕を見て母は・・←新入隊員は初日にもれなくボーズにされる
まー、とにかくいっぱい文句言ってましたねー
僕「だから自衛隊に行くってゆーてたやないかー!」
母「アンタ、そんなん帰ってこないなんて知らないやないのー!」
僕「なんで知らんねーん。普通、自衛隊ってそんな感じやないかー!」
そんなこんなやり取りで面会時間の15分が終了←刑務所と一緒で15分て・・

で、自衛隊は2年1任期で辞めまして←公務員はつまらん
ちょっとだけ貯まったお金で、地下鉄が通るような都会で一人暮らしをはじめまして
それからは二度と実家に戻ることはなく
今に至るわけです
たまには顔出しますけど、2日もいると、また親子喧嘩がはじまりますので
あまり長居はしないように心がけています。