出産回想⑪ ~病院からの話~
主治医が言いました。完全破水じゃない。まだ羊水は残っています。高位破水だと自然に穴が塞がることがまれにある。そうなってほしいと願っています。
そう、羊水は少なくなったものの、まだ残っていました。エコーを見ると娘のときとは違い、赤ちゃんのまわりに黒い空間はありませんでしたが、赤ちゃんが苦しいほどではないと聞き一安心
エコーあげます。残っているとは言われても、見た目にはほぼ羊水確認できないし、子宮が赤ちゃんを圧迫してしまっていないのか心配になりました
そしてなんとか迎えた23週、病院からの説明を夫と一緒に聞くことになりました。
この時の息子の体重は632g、入院時よりは倍増しているものの、想像もできない小ささです
見る限りまだ大丈夫だと思いますが、と安心させてくださってから、この先考えられるリスク、ここまでもてばこの心配は少なくなる、など、丁寧に説明してもらいました。今思えば、脳性まひはチラッと出ただけだったな…体の成長の説明がメインでした。私も障害についてよりも、生きられるのかの心配をしていました。
その時に書いてくれたメモです
ネットでも見ていましたがやはり28週くらいまでは目、30週くらいまでは肺、特に羊水が少ないと、羊水を飲み込むことによる呼吸の練習ができていない可能性があるようで、肺の成長が心配でした。毎週のエコーではお口をパクパクしてるし、お顔の前に羊水があるから大丈夫そうだよと毎回確認してもらっていました
穴塞がれ~穴塞がれ~と願いながら、大きく羊水は出ない日が続き、あれうまくいけば穴が塞がってなんなら一時退院できるんじゃなどと調子にのっていたある日のエコーで、羊水が増えてるよと先生がやったーすこしずつでも回復してくれれば穴塞がってきたのかなウキウキで1日を過ごし、夜シャワーをしに行ったその時…
出血してる…
ナースを呼び、シャワーは中止、NSTをしてもらいましたが赤ちゃんは大丈夫そうなのでとにかく安静に、寝返りすらもおそるおそるで、おなかをさすりながらじっとしていました。
つづきます