◆半導体大手・TSMC、第2工場も熊本・菊陽町に。2027年末に稼働開始へ

 第1の隣接地。敷地面積は1.5倍の約32万1千平方m。年内に着工へ

 6日、岸田首相がTSMC第1工場の視察に訪れ、魏哲家(シーシー・ウェイ)CEOが熊本県
 で計画している第2工場について、第1工場と同じ同県菊陽町に建設することを会談で
 言及した。

 菊陽町の吉本孝寿町長は「心から歓迎の意を表します。第1工場と同様に、熊本県と
 連携してTSMCのスケジュール通り、確実に進むよう全力で取り組んでまいります」と
 のコメントを発表した。

 首相は視察後、熊本市で記者団に、TSMC進出が地元の賃上げにつながっているとして
 「熊本での取り組みが全国に波及し、投資が活性化すると期待している」と述べた。

 第2工場では回路線幅が6~7ナノmと40ナノmの半導体をつくる計画で、2024年末に着工
 し、2027年末の稼働開始を予定している。

 6ナノの先端半導体は自動車の自動運転に、そして40ナノの半導体はマイコンと呼ば
 れる自動車に多く必要な部品に使われる予定です。

 政府は第2工場へ最大で7320億円を助成。第1工場と合わせると最大1兆2000億円を超
 えます。岸田総理は「日本全体に大きな波及効果を及ぼす。幅広い産業にとって重要
 なプロジェクトだ」と強調した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1235da929524deff31fd43ed038fd2f264dbae1
https://news.yahoo.co.jp/articles/91ae68b806638a9fedf55283631e1eddb73b631e
https://news.yahoo.co.jp/articles/90c561a13a4559d726ee08754a4c9ae105e2527a
https://news.yahoo.co.jp/articles/71ff69cf362a41df5c7b365c7fa8c25c955cad05
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c70d0ce9bf05ec272e62831f408b1fc8108d783
https://news.yahoo.co.jp/articles/50314e60611eb3a9de6f2deb9440b5b0b1ca6ef2


◆米テスラ、「低価格EV開発を中止」とロイターが報道。マスクCEOは否定

 ロイター通信は5日、テスラが低価格のEV開発を中止したと報じた。2025年に生産を
 始め、2・5万ドル(約380万円)ほどでの発売を目指していたが、既に中国メーカーが
 さらに安いEVを量産しており、採算性の確保が難しいと判断したという。

 イーロン・マスクCEOは自身のX(旧ツイッター)に「ロイターの報道は虚偽だ」と投稿
 した。

 報道に反応し、5日の米国株市場でテスラ株は一時6.2%安となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab4e1e3a7ec6e9489cac0d6f014b0d9bd5b93a30
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a6dc99eb77eb81158e1a02d5f6da007dedbece8
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ce55be8d98415d587f567211e25f2eab3a824ba
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ad2c113e8846fb89d1e99899bfa89534970f00b
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fcc41ba0e43dac701f95a4a0343119f2da4d756


◆米テスラの共同創業者、低価格車の計画中止なら「残念」

 マーティン・エバーハード氏は、同社が低価格車の投入計画を取りやめたのだとした
 ら残念な話だと指摘。電気自動車(EV)を普及させる上では、価格を下げることが鍵に
 なるとの考えを示した。

 「残念なことで、考え直した方が良いかもしれない。テスラが作っているあの巨大な
 トラックよりも良い市場だと思われる」、「テクノロジーのためのテクノロジーに集
 中するのではなく、コストに集中する必要がある」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d29a70e5ad4e5bc1487dd7a01a988515ada9c89


◆ステランティス、イタリア国内で中国車生産なら工場閉鎖も

 ステランティスのカルロス・タバレスCEOは10日、イタリアで中国車を生産すること
 になれば、同社は工場閉鎖などいくつかの厳しい決断を迫られる可能性があると述べ
 た。

 イタリア政府は、国内の自動車生産台数を増やす取り組みの一環として、米テスラの
 ほか、奇瑞汽車を含む複数の中国メーカーと協議中だと明らかにしている。

 タバレス氏は「中国の競争を(国内に)導入するなら、現状の工場数は不要になるかも
 しれない。戦う用意はあるが、戦いには犠牲が伴う」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/30eac8ef8661e1bf5a2d72d68334530f56eb45fe


◆日産、次期「スカイライン」初公開!? 「丸目4灯テール」車の投入計画を予告

 日産は25日、新たな経営計画「The Arc」を発表し、今後3年間で16車種の電動車両を
 含む30車種の新型車を投入し、内燃機関(ICE)を搭載する乗用車の60%を刷新する計画
 だといい、各モデルのシルエットを動画で公開した。そのなかには「次期型スカイラ
 イン」を想起させる独特な「丸目4灯」のテールランプを持つモデルの姿も含まれて
 いた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/39b63cde01d7fc617cd2368c5a3a50f8c9016251
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcd366f0b81840389fc14d6c77c02ecaec6fac8c