ノーベル平和賞に対する中国の圧力が話題になっている。
私は正直中国が嫌いである、尖閣諸島の問題で、ますますその思いは強くなった。
しかし、今回のノーベル平和賞の問題については、単に中国を非難できないところもある。
今、中国は一党独裁で、国民は制御下におかれ、言論の自由はない。また、経済格差がはげしく、細かな視点で見た場合、かなり歪で、いろいろな不平不満を政府が圧力をかけてコントロールしている。
と、いろいろ問題が多々あるが、現在、日本を追い抜く経済力を持つようになり、世界経済への影響もかなり大きい。マクロな視点に立てば現在、国として繁栄をしており、今の国の在り方が間違っていないと思う国民もいるだろう。
今回、私は言論の自由を与えない中国に問題があるとは思うが、今回の件でノーベル平和賞を与えるというのもどうかと思う。
今回の件で、ノーベル賞は、民主主義を正しいという人を良しとし、社会主義を正しいという人は否定するものだと思われても仕方がない。 つまり、ノーベル賞が中国という国を否定しているともとれる。
そもそも今回の件を、世界的に最も有名で高貴な賞で扱うべきではないと思う。
少なくとも、ノーベル賞が全世界を平等な目で見ていないと思わてしまう危険があると思う。
自分たちが正しいと国民に強制している中国と、民主主義が正しいと訴えているノーベル賞は結局、同じことをやっている気がするのは、私だけだろうか。