こんばんは、マティです。
今日は、先日ブログに掲載した「京都大学二次試験の得点開示」の見方について説明しようと思います。
説明の都合上、改めて掲載します。
まず、全般的な見方を最初に言っておくと、下の括弧内の点数が素点(元々の点数)で、上の方が(入試に使われる)実際の点数です。
具体的にいえば、私の共テの英語は192/200で、換算後の点数が49/50(約1/4圧縮)。
共テの数学は174/200で、換算後は0点(京大合格には全く関係なしです)といった感じです。
京大工学部の共テは、理系科目は合格云々には無関係です(一次選抜には使ってるみたいですが)。
共通テストの点数は、皆さんもある程度イメージつくと思うので、ここでは二次試験の点数を詳述します。
まず、私の点数に一言コメントをすると。
英語ー良き
数学ー少し物足りない
国語ーまあ良し
理科ーショボすぎ、よく受かったな…
です。
比較対象として、ネットに掲載されていた今年の京大理系の合格者(サンプル数:231)および不合格者(サンプル数:57)の平均点の速報値を見てみましょう。
・英語(150点満点)
合:94.7点、不:83.0点
・数学(200点満点)
合:143.0点、不:95.8点
・国語(100点満点)
合:50.4点、不:46.6点
・理科(200点満点)
合:126.6点、不:88.8点
まず、サンプルの偏りについて検討します(興味のない方は、以下の★まで飛んでください)。
上記の素点を工学部の配点に換算してみると(英語4/3倍,数学理科5/4倍)、513.6/800点。
合格者は、共テで160点ほどは取れていると予想されるので、675/1000点となります。
工学部の合格者平均が656.47点なので、以上のサンプルは、少し上振れてるかなという印象です(上記データには、医学部医学科の方も入ってるので、その辺りの影響でしょうか)。
★
というわけで、それほど実態とはかけ離れていなさそうなので、私の点と合格者平均を比べながら、教科ごとにコメントをしていきましょう。
<英語>
合格者平均:94.7点(得点率:63%)
私の点数:116点(得点率:77%)
今年の英語は簡単寄りだったのですが、結構良い点数が取れました。
京大の英語はとてもシンプルで、英文和訳と和文英訳の二本柱です(説明問題も少しありますが)。
東大とも他の旧帝大とも違う、京大独自の英語の問題で、私はこの形態がとても好きです(東大と京大の入試問題の比較は後日に)。
<数学>
合格者平均:143点(得点率72%)
私の点数:113点(得点率57%)
今年の数学は、200点満点がそこそこいたそうで、平均が7割越え。不合格者の平均が、5割を切ってるので、数学の出来不出来が入試結果にかなり影響していそうです。
<国語>
合格者平均:50.4点(正答率50%)
不合格者平均:46.6点(正答率47%)
私の点数:65.0点(正答率65%)
国語は、合格者,不合格者の平均を見ても分かるように、50点前後ならわりかし誰でも取れるよねという感じです(東大の国語もそういう印象です)。
今年の京大国語は、古文が(個人的に)難しかったので、よく65点も取れたな…と思っています。
・理科(200点満点)
合格者平均:126.6点(正答率63%)
不合格者平均:88.8点(正答率44%)
私の平均:88点 (正答率44%)
化学が好きだから、工業化学科に行くと言いながら、不合格者平均より低い点数を取ったのが、恥ずかしいです。
少し長くなりましたが、こんなところで。
次回は、私のスクリーンタイムを公開しつつ、勉強していない時間に何をしてるかの話をしようと思います。
よろしければ、次回もご覧ください。