『飛龍伝21 ~殺戮の秋〈いつの日か、白き翼に乗りて〉』
作:つかこうへい
主演:桐谷美玲
青山劇場 20121005-20
初日の舞台から二週間。
今日も傘をさして青山通りを行く。
千秋楽の会場は、心なしか初日の空気感とは違っている。
演ずる側だけでなく、観客も千秋楽なのだ。
初めての客よりも、きっと複数回目の客のが多いのではないだろうか。
そんなざわつきの中、1ベルがなる。
そして、今日はいつもより早めのスタート。幕があいた。
セリフの間が、明らかに変化している場面が何か所もみられる。
余裕から生まれてくるものなのだろう、その分表情や仕草にも間が生まれてくる。
こうして、演技に深みがついていくのだろう。
まだまだ若手。一般にはモデル、アイドル?素人?
そんな印象をぬぐえない彼女だろうが、
30本以上のテレビドラマ、20本以上の映画、
昨年のつかこうへい作品(新・幕末純情伝)。
女優としての沢山の道のりを歩んできた。
その多くの作品たちは、正統な作品たち。
真面目に演技と向き合ってきたと思える。
言わずもがな。
だからこそ、つか作品に携われるのだろう。
怒鳴り、声を張り、罵倒したり、キスシーンを演じたり、
一般のイメージとはかけ離れた彼女は女優としてそこにいる。
神林美智子は、何も知らない高校生から上京。
そして、大きく強くなり一気に時代を駆け抜ける。
変化する彼女を演ずる桐谷は、その変化を自分の変化、成長にシンクロさせて
僕らの前で輝いていた。
つたない言葉ではうまく表現できないのがもどかしいが、
観客の多くが同じような感想を抱いて、
今回の飛龍伝が完結したのではないだろうか。
さあ、次は何処?
今日の客席でも、多くの観客の涙が。
何度も演じられた作品であるため、話の筋は良く分かっているはずなのに。
千秋楽のカーテンコールは、何度も何度も。
終わらないのではないか、スタンディングの僕等が心配になるほどw
会場全員の一本締めにて、ようやく完結した後でも、
名残惜しそうな観客が多くその席から離れずにいるのが印象的だった。
初日、目の当たりにした彼女の目には涙が光っていたが、
今日も同じ様にカーテンコールで涙があふれてきた。
ただ、私にはその涙の色が違って見えた。
彼女自身もその涙の違いに気づいていただろう。
輝く涙を通して見えた景色には、
次に彼女が進む道がはっきりと見えていただろう。
作:つかこうへい
主演:桐谷美玲
青山劇場 20121005-20
初日の舞台から二週間。
今日も傘をさして青山通りを行く。
千秋楽の会場は、心なしか初日の空気感とは違っている。
演ずる側だけでなく、観客も千秋楽なのだ。
初めての客よりも、きっと複数回目の客のが多いのではないだろうか。
そんなざわつきの中、1ベルがなる。
そして、今日はいつもより早めのスタート。幕があいた。
セリフの間が、明らかに変化している場面が何か所もみられる。
余裕から生まれてくるものなのだろう、その分表情や仕草にも間が生まれてくる。
こうして、演技に深みがついていくのだろう。
まだまだ若手。一般にはモデル、アイドル?素人?
そんな印象をぬぐえない彼女だろうが、
30本以上のテレビドラマ、20本以上の映画、
昨年のつかこうへい作品(新・幕末純情伝)。
女優としての沢山の道のりを歩んできた。
その多くの作品たちは、正統な作品たち。
真面目に演技と向き合ってきたと思える。
言わずもがな。
だからこそ、つか作品に携われるのだろう。
怒鳴り、声を張り、罵倒したり、キスシーンを演じたり、
一般のイメージとはかけ離れた彼女は女優としてそこにいる。
神林美智子は、何も知らない高校生から上京。
そして、大きく強くなり一気に時代を駆け抜ける。
変化する彼女を演ずる桐谷は、その変化を自分の変化、成長にシンクロさせて
僕らの前で輝いていた。
つたない言葉ではうまく表現できないのがもどかしいが、
観客の多くが同じような感想を抱いて、
今回の飛龍伝が完結したのではないだろうか。
さあ、次は何処?
今日の客席でも、多くの観客の涙が。
何度も演じられた作品であるため、話の筋は良く分かっているはずなのに。
千秋楽のカーテンコールは、何度も何度も。
終わらないのではないか、スタンディングの僕等が心配になるほどw
会場全員の一本締めにて、ようやく完結した後でも、
名残惜しそうな観客が多くその席から離れずにいるのが印象的だった。
初日、目の当たりにした彼女の目には涙が光っていたが、
今日も同じ様にカーテンコールで涙があふれてきた。
ただ、私にはその涙の色が違って見えた。
彼女自身もその涙の違いに気づいていただろう。
輝く涙を通して見えた景色には、
次に彼女が進む道がはっきりと見えていただろう。