中学生の頃に口内炎を治そうと、レモンを丸々食べたことがある。
口内炎にはビタミンCがいいと聞き、あまり酸っぱいものが得意じゃない俺としてはかなり辛いものがあったが、どうせなら丸々食うのが1番だろうとかじりついた。次の瞬間、口内炎に直に果汁がかかったのか、酸っぱい上に口の中で窒素爆弾が爆発したような痛みが走る。
しかもそんな苦労をしたにも関わらずレモンのビタミンCはイチゴで換算すると二粒程度ということを後から知って精神的にも参った。何なんだレモンって。あの酸味からするとビタミンCの量がまるで見合わない。
さて、今回取り上げるのは苺フロマージュグミ。レモンに辛酸を舐めさせられたことへのリベンジにもなるだろうか。
かなりのスイーツ感のあるパッケージを開けると、中からは苺フロマージュを模した赤と白がきれいなツートンになった三角形のグミが出てきた。グミ自体に漂うのはスイーツ感よりむしろ雛祭り感。特に何があったとかではないけれどめでたい気がしてくる。
一粒口の中に入れて噛みしめてみるとしっかりとした苺の香り。そこに柔らかなフレッシュチーズの味に少し遅れた形でついてくる苺の甘み。
まぁ、簡潔にいうとマズすぎない。
苺のグミなんてのはそこらじゅうにあふれかえっているし、それでなくともフルーツ関係はグミの定番だと思うんだけども、なぜ定番になるのかには確固たる理由が存在する。勝手な予想としてはグミのグニャっとした食感には爽やかなフルーツが合う、というか、むしろ爽やかさがないと食えたもんじゃないからだと思う。
そういう意味で言うと、この苺フロマージュグミのキモの部分である「フロマージュ」が壊滅的にグミと合わない。いや、味はいいんだけど。食感がアレなところに重なるボンヤリ感のある味がよくわからない。なんだこれ。
ていうか、まず白状すると、多分、俺はグミ自体そんなに好きじゃないんだと思う。
どうやらこの商品はあるランキングショップでは上位に食い込んでいるらしいけども、自分の歯がグミに食い込む感触でお菓子業界の感覚とのズレを噛みしめることになってしまった。
あと、今も口内炎ができてるんだけど、過去の教訓を活かして苺を食べたら果汁がピンポイントで患部に直撃して悶絶したことも併せてお知らせしておきたいと思う。
変えるべきはビタミンの摂取方法ではなくて、口内炎がすぐにできるような生活習慣だったことも噛みしめた。
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情報提供:くららさん
ありがとうございます。
