エレメンタルマグロ経済学-100411_150208.jpg     評価:★★★☆☆
「明治 ハイレモン ドリンクタイプ」

昔のことを思い出していた。

あれは小学生の頃。仲の良かった女の子とお好み焼きを食べに行った。

二人でお好み焼きを食べた後に駄菓子屋で買ったハイレモン。ケミカルでありながら懐かしい。思春期手前の淡い思い出。思えば、あれが初めてのデートだったのかもしれない。

今回はそんな甘酸っぱいエピソードを喚起させるにあまりあるハイレモンのパックドリンク。

ハイレモンと言えばラムネ系お菓子の超ロングセラー。あのノスタルジックな黄色い箱は食べたことがない人でも、見れば「ハイレモン!」と思う事だろう。

さて、そんなハイレモンのドリンクタイプ。ドリンクタイプと固形タイプに分かれているものといえばカロリーメイトが思い出されるが、そういう位置付けなのだろうか。

まず、パックを開けてみると鼻の中で小さいおっさんが奥に剣山を投げつけた様なガツンとくるレモンの匂い。もしかしたら美味しいかも、という思いは甘酸っぱい思い出と共に鼻にくらった剣山つきの真空飛び膝蹴りで吹き飛んだ。

一口飲んでみるとあのケミカルな甘味と酸味を濃縮還元したものを割ったような味がする。確かにハイレモン。

さらに確かなハイレモン感を演出するのは圧倒的な粉っぽさ。流通に乗せて全国発売されている飲み物にも関わらず袋入りの粉ジュースをよく掻き混ぜずに飲んでいるかのようなジャンク感。あと、飲み物を飲んでここまで水分が欲しいと思ったことがないってくらい喉が渇く。

飲み物としての圧倒的な矛盾を抱えたまま店頭に並ぶハイレモンドリンクタイプ。

そういえばカロリーメイトのドリンクタイプもとにかく喉が渇くけど、あれってまだあるんだろうか。そういえばもう店頭に並んでるのをあまり目にしない。

固体を液体にしたらその存在が気化してしまったんだろうか。

固体は固体、液体は液体でいい。そのままがいい。そういうことを考えさせる飲み物だった。

あと、もうお分かりのことと思うが、冒頭のエピソードは嘘だ。



--------

情報提供:くららさん


ありがとうございます。