お久しぶりです。

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映像技術の3D化が進んでいる。

遠近の錯覚を利用した3D効果によって、これまで2Dの映画では考えられなかった奥行き感のある表現が可能となった。こうした3D技術自体は結構前からあったが、アバターが世界的な大ヒットを記録し、アカデミー賞を3部門受賞したことで、一気に3Dの表現がスタンダードになりつつあるようだ。

個人的に3D映画というと、昔恐竜やら魚やらが飛び出してくる映画を見て以来、全く見たことがないので、特に思うところはない。

さらに、俺の様なメガネ人間には3D映画特有の3Dメガネがつらい。メガネをかけないとまともに字幕も読めないので確実にメガネの上にメガネをかけることになる。メガネ on the メガネ。メガネミルフィーユ。そういう状態になる。

コンタクトにすればいいという向きもあるかもしれないが、目にレンズを直に入れるのが受け入れられそうにない。単純に怖い。髪の毛が入っただけで痛いのにレンズなんて、どう考えても無理だ。


とはいえ、エンターテイメントの世界で3D化を受け入れられないとこれからの映画を楽しめなくなる可能性がある。やっぱり、メガネミルフィーユ状態を受け入れても見たい作品というのはきっと出てくるだろうと思う。もしかしたら、10年後くらいには「映画は3Dで見るモノ」という概念が出来上がっているかもしれない。


無声映画から白黒映画に、そして白黒からカラーに変わった様に、時代は色や音声を飛び越え2Dから3D映像に。次元の壁をも越えてきたのだと思う。多分子供の口から「平面の映画ってなに?」みたいな言葉が飛び出すのも時間の問題だ。パラダイム・シフトは着々と進んでいると思う。そして、今の世代はそれを受け入れていくのが時代の流れとして健全なのだろうとも思う。


そんなことを思っていたら、どうやらテレビも3D化が進んでいるらしい。


それはどう考えても無理だ。家でテレビを見るときなんて、特に見たい番組がある場合以外はつけっぱなしにして何かをしながらしみじみ見るか見ないか、という状態だ。3Dテレビが主流になったら、ただ見ても3D映像なんてよくわからないから家ではずっと3Dメガネかけっぱなし。家族全員サングラス風メガネをかけたまま食卓を囲む夕食。3Dで見るレッドカーペット。

レッドカーペットを見る家族はどっから見てもメン・イン・ブラック。


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メガネが好きだ。

よく、ラブコメ漫画でメガネをとると美少女で一気に恋に落ちるみたいな話があるが、俺からするとメガネは別にとらなくていい。そのままでいい。いや、そのままがいい。更に言うと、普段は別に裸眼とかコンタクトでもいい。車を運転する時や本を読むときなんかにメガネをかける、みたいなスイッチヒッターならよりいい。


ところが、そういう状況ってなかなか見られるものでない。なにかそういうメガネギャップを感じられる状況ってないかな、と考えてみたところ、一つ見つかった。


3Dメガネだ。


今でこそあの色のついた3Dメガネだが、結局あれは目の距離を感じる感覚に錯覚を起こさせるようなトリックなので、普通のレンズで透過する光とそうでないものを完全に区別できればレンズは色つきである必要はないはずだ。そうすれば普通のメガネのような3Dメガネができるはずだ。そうすればみんなして時々メガネだ。


むしろ、オシャレな3Dメガネを販売してみるのはどうだろう。


3D映像のメソッドを規格化してマイ3Dメガネがあればどの映画も3Dで見れるようにする。もちろん目が悪い人用に度の入った3Dメガネも併せて販売するといい。そのうち映画を見るうえでの必需品になるわけだから各有名メガネブランドからレイバンやブラックフライズのような有名サングラスブランドも続々参入して大々的なマーケットになるんじゃないか。


そうなると今の野暮ったい3Dメガネじゃなくてかわいいオシャレな3Dメガネを映画の時にかけて本人も幸せ。メガネ業界は安定した需要を得られて幸せ。そして俺は時々メガネのギャップを楽しめて幸せ。みんな幸せ。素晴らしいことじゃないか。


俺の様なメガネ人間にとって逆風と思われた映画の3D化は実は追い風だった。前から吹きつけられた風は俺が向きを変えたことによって俺の背中を強く押してくれる味方になった。3D化最高。


ちょっと今、自分の書いた文章を読んでて気がついたが、これはなんだ。この文章は俺個人がワールドワイドウェブで全世界に向って自分の性癖を暴露しただけじゃないか。メガネ業界に一石を投じるつもりが全世界から石を投げられてはいないか。


たまにかけるメガネが好き、とは言ったが、俺を見るときだけかける「変態」という色眼鏡だけは好きになれそうにもない。


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追記:


今度はAVが3D化するそうだ。昔、電影少女ってマンガがあったけど、あれってこういうことなんじゃないかな。