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今、スカパーのアニマックスというアニメ専門チャンネルではキテレツ大百科を放送している。

あれを見る度に凄いことだと思う。

ストーリー自体は特に説明の必要もないが、ドラえもんと違うところは主人公がドラえもんとのび太とデキスギ君を足して3で割ったキャラクターだということもそうだが、それよりもとんでもない道具が山ほど出てくるのに「未来の」というキーワードが関わってこないことだと思う。これってもの凄いことだ。


たとえば、ドラえもんで言うところのスモールライトとビッグライトの複合機である「如意光」というのがある。


キテレツ大百科のエピソードで如意光を使って引っ越しをするというものがあるが、これってもの凄いことだと思う。物には質量保存の法則というのが関わってくる。つまり、物体はどういう変化が起こってもその構成物質の質量は変わらないというアレだが、例えば、家具を如意光で小さくして運ぶとすると、単純に考えればその体積自体は小さくなったが、質量はそのままということになる。


それが冷蔵庫の様な家電関係の場合は更に深刻だ。冷蔵庫を高さ180cm、横幅60cm、縦幅80cm、重さ90kgだとして、それを小さくする場合、仮に高さ5cmくらいにするとすると、高さ5cm、横幅1.7cm、縦幅2.3cmのミニチュアになるにもかかわらず、重さは90kgのままだ。むしろ、元の状態の方が持ち運びやすいんじゃないか。


ところが、作中では小さくした家具をホイホイ持って、更にはポケットに入れたりしている。つまり、質量保存の法則を打ち破る何かを使い、質量も正比例させて小さくしたことになる。ノーベル物理学賞なんて余裕でとれる。キテレツサイ様の伝承をそのまま形にしたとはいえ、その理論を理解し、物として作りだした段階でもはや史上稀に見る大天才の登場だ。今回のコロ助にしたってASIMOの誕生の遥か前に二足歩行型ロボットを作り上げ、その上で人間と完璧なコミュニケーションをとれるところにまで至っている。


つまり、なにが言いたいかと言うと、今回のコロ助が白目なのは「電池が切れたから」でも「接触不良によって」でも「黒目を書いたら何枚書いても失敗するからもういっそ書かない」と諦めたからでもなく、キテレツに敬意をこめて「キテレツ、恐ろしい子!(白目)」という意味合いでの白目だということだ。


詳細を絵にするとこうなる。


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こういう言い訳を重ねることで人間は小さくなっていくんだと思う。大きくしてくれないか。如意光で。