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「主人公が三角定規」でお馴染み福本伸行先生の代表作であるカイジシリーズ。アニメ化された後に実写映画化され、主人公のカイジを藤原竜也が演じたことでも話題を集めたこの作品。

福本作品は毎回、今の若者に向けた人生指南のような台詞が山ほど出てくる。このカイジシリーズでは特にそれが顕著で、序盤に登場する利根川というキャラクターの台詞が特に秀逸だ。

借金にまみれた若者が自己中心的な発言を繰り返す場面で「黙れゴミめら」と一喝した後に放つ「金は命よりも重い」という台詞が好きだ。

さすがに全肯定する気はないが、普段仕事をしているとそうしたことを実感する瞬間というのが多分にある。

サラリーマンにとっての仕事、とはつまり自分の時間を会社から見た価値に照らし合わせて切り売りしていることに他ならない。命を賭けて、なんて言うけれど、仕事に関して言えばどんな状況でもそれは当て嵌まる。

命とはつまりは時間だ。人生は長いが限りがある。この体が持たなくなってきたから機械の体になって銀河鉄道にでも乗ろうか、とはならない。

みんな常に限りある命を削って、その対価を得ているのだ。そうした意味で言えばやっぱり金は命よりも重い。それくらいの気構えで仕事をした方が成果は出るはずだ。

金は命よりも重い。


今回の絵は、そんな仕事中に書いてました。