12月10日は「ごめんねの日」だった。
素直に相手を認め、心が通じ合う日として日本記念日協会に申請したそうで、まぁ、いまいちよくわからないが、自分が悪いと思った時に謝るのはいいことだ。自分の非を素直に認めるのは難しい。謝るということは自分自身の嫌な部分と真正面から向き合うことだ。謝ることで自分と他人の違いを認め、自分を客観視した上でその後の付き合いに活かす。素晴らしいことだ。
そんな殊勝な気持ちになったので、ごめんねの日の公式サイト
を見てみると、そこは様々な女性がかわいく謝ってる写真を集めたサイトだった。
うん。やっぱり謝るっていいよね。俺は許す。そんなにかわいく謝られたら、そりゃ、もう、何でも許す。何なら謝らなくたって許す。その公式サイトが最早謝ることとは無関係にガストとのコラボレーションでステーキ食ってたりするのも許す。
かわいい女性にかわいく謝られたら許さない男なんていない。男なんてそんなものだ。まぁ、「男」と一くくりにしてしまうのも何だが、少なくとも俺はそうだ。
そんな男でごめんね。
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そんな12月10日に27歳になった。
毎年、友人と遊んでる時にみんなのテンションと頃合いを見計らって「そういや俺、今日誕生日なんだよね」とか言ってみたりしているんだが、 今年は友人たちがあらかじめ計画してドッキリを仕込んでくれた。知り合いの両親が経営する居酒屋で奢ってもらい、ケーキまで用意してもらった。本当にびっくりした。27歳にもなって誕生日を祝ってくれるなんて、思ってもみなかった。
その後プレゼントも貰ったんだけど、そこは高校時代の後輩が「オーハシ先輩は普通の物をもらってもうれしいわけがない」という発想から「もういっそ、本当に要らないと思うものをあげよう」ということになったらしい。うん。普通の物でいいんだよ。俺は。「もういっそ」の辺りから、うすた京介のマンガの発想だ。
因みに、もらったプレゼントをリストアップしてみる。
・かわいいキッチンタイマー
・中古PSP
この辺は本当に心底うれしい。全然要らなくない。
・犬用ジャーキー
・ビタワン
プレゼントの焦点が俺じゃなくて俺ん家の犬に合ってる。
・アダルトグッズ
・粗品タオル
・みかん
いや、嬉しんだけども粗品タオルはうちの会社にもあるし、ていうか、目についたから持ってきたんじゃないのか、それ。あと、アダルトグッズをくれたのは29歳の人妻で、彼女の誕生日には同じようにアダルトグッズをくれてやろうと思う。
・後輩が書いたスティービーワンダーのサイン
・後輩が書いた舘ひろしのサイン
昔、文化放送でやっていた「古本新之輔 ちゃぱらすかWOO!」という番組のコーナーとしてリスナー参加型のクイズコーナーがあり、そのクイズに正解すると、現金3万円とスーパーカップ詰め合わせと番組パーソナリティーの古本新之輔が書いた正解者が欲しいサインをくれるというのがあって、それを思い出した。この番組に俺も出た。中学3年の時に。もらったサインは「チョコボール向井」。それと同じくらい要らない。八千歩譲ってステービー・ワンダーはいいけど、舘ひろしは本当に要らない。ていうか、俺、舘ひろし好きだなんて言った覚えないし、そもそも好きじゃないし。
とは言え、要ろうが要らなかろうが、誕生日を祝ってくれるのは本当にうれしい。いい友人は人生の宝なんじゃないかな。本当にそう思った12月10日だった。
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うっかりいい話になりそうだったので一つ付け加えておくと、この時、俺はプレゼントもらいながら「ネタになる」とか「ネタにするにはどんな形式の文章がいいか」とか考えてた。
そんな男でごめんね。
