大手フェンスメーカーの特約店会に行ってきた。


フェンスの施工会社に勤務する俺は、こうした会によく駆り出されるんだけど、今回はちょっとした説明会のようなものと親睦会という名の業者同士の牽制だけだったので比較的楽に済んだ。その会の中で新商品の防音フェンスの説明があって、配られた資料に目を通すと遮音試験の写真などとともに、いかに他社商品と同等以上の遮音性能があるかを説明する文章が掲載されていた。


こうした防音・遮音フェンスの遮音性能試験はスピーカーをはさんでフェンスを建てて、その向こう側にマイクを高さを変えて3本立てる。その各マイクがどれくらいスピーカーからのノイズを拾うかを試験する。


と、まぁ、そんな説明なんてこの業界にいる人ですらさほど興味ないのにこの業界にいない人になんてさらに興味ないだろうからこの辺でやめておく。現に俺が興味ない。


俺が気になったのは、その試験に使うノイズが「ピンクノイズ」という種類のノイズだということだ。


これはカラードノイズと呼ばれるものの一種なんだが、そんなことは置いといて、ピンクノイズってどうなんだ。いいのかそんな名前で。厳正な審査に使っていいのか。ピンクノイズ。


「ピンク」という言葉の響きには何とも言えない空気が付きまとうと思う。


一体どんな音なんだピンクノイズ。ピンクでノイズだ。そんなもの聞きたくないわけがない。ものすごく聞きたい。あれか。アパートの壁がすごく薄いのか。隣の部屋からなんだか色んなノイズが聞こえてくるのか。夜も寝れずに悶々と過ごすのか。浪人生の敵か。


今回の説明会が行われたのは東京ディズニーリゾートすぐそばのホテルだったんだけど、今もこのホテルのどこかの部屋ではピンクノイズが発生しているんじゃないかな。この遮音フェンスの効果の実地試験も兼ねていってみるのはどうだろう。


なんだか盛り上がってきた。盛り上がってるのは俺だけか。


そこで実際のピンクノイズ (wiki)を聞いてみた。リンク先で聞いていただくとわかると思うが、滝の音というかテレビの砂嵐の音みたいな感じだ。全然ピンクでもなんでもない。


非常に残念だが、実際の音を聞いた後でも「もしかしたら、自粛してんじゃないか」と思ってしまうあたり、俺の脳内のピンクノイズは遮音フェンスなんかでは防げないところまで来ていると思う。


あと、仕事で行く東京ディズニーリゾートは全然リゾート感がなかったことも併せてお伝えしておきたい。